ユーロドルは、2022年9月28日の安値0.9536ドルから7月18日の高値1.1276ドルまで上昇した後、ここを頭とする「ヘッド・アンド・ショルダー」が、ネック・ライン1.0834ドルを割り込んだことで完成しており、目標値1.0392ドル(=1.0834ドル-0.0448ドル)が点灯しています。
10月3日に1.0448ドルまで下落して、目標値にほぼ到達しましたが、短期的にはさらなる下落も想定されます。
昨年の0.9536ドルに接近する局面、すなわちパリティー(1ユーロ=1ドル)割れの可能性が高まりつつあります。
現状、9月4日週に作った1.0800ドルのショートがありますが、追撃売りで臨みたいと思います。
【戦術(2023年10月31日週)】
ユーロドル売り:@1.0600ドル⇒ ストップロス@1.0700ドル
ユーロドルのファンダメンタルズ分析での売り材料は以下の通りです。
・ユーロ圏がリセッション(景気後退)に陥る可能性
・欧州中央銀行(ECB)による利上げ局面が最終段階に入りつつある可能性
・ウクライナでの戦争の泥沼化
・第5次中東戦争の可能性