暗号資産ウォッチャー これに注目!

第153回「ビットコイン、底堅い イーサリアムもそろそろ クジラが静かに?…」

BTCよりもアルトコインが…

 

代表的な暗号資産のビットコイン(BTC)は、2025年7月9日19時頃、対円では1595万円前後と前週(7日前)比で約2.7%高い水準で取引されています。一方、為替でドルが買い戻された影響で、BTCドルは10万8700ドル台と、前週からの上昇幅は1%程度に留まっています。

 

ほか、BTC以外の暗号資産・アルトコインに強さが見られます。時価総額2位のイーサリアム(ETH)が前週比で約8.5%高、リップル(XRP)が9%高と堅調な動きです。ソラナ(SOL)はそこまでではありませんが、およそ4.3%の上昇幅とこの1週間に限ってはBTCをアウトパフォーマンスしています。

 

※アウトパフォーマンス(Out performance)、ある銘柄、指数などの運用成績が比較対象となる(ここではBTC)の収益率を上回ること。対義語は、アンダーパフォーマンス(Under Performance)。


 

※暗号資産サイトCoinmarketcap より

 

 

イーサリアム、一時は最高値から70%弱の?!

 

イーサリアム(ETH)の対円については、昨年12月半ばに63万2000円台の過去最高値を記録しました。しかしながら、その後は売り戻し基調を強める展開に。ところどころで反発したものの、結局は今年4月に20万1000円台と、高値から70%弱の下落率を記録しました。

 

6月前半に41万円台まで切り返しましたが、そこから9万円(20%超)下げるなど不安定な動きが続きました。このところ、BTCや他暗号資産とともに安定さを取り戻しつつあります。


執筆時点のETH円は、38万3000円台と年初来(1月1日から)騰落率では26.9%のマイナス。ETHの時価総額は、円貨で46兆2500億円超えのBTCに次ぐ2位です。しかしながら、ETHのドミナンス(市場占有率)は10%に届かず、BTCの64%に大きく水をあけられています。



 

※Trading Viewより 

 

イーサリアム、4月までダメだった原因は?

 

イーサリアム(ETH)が4月半ばまで売り圧力を強めた要因の1つには、BTC同様に金融市場全般のリスク回避的な動きがあります。しかし、それだけで70%近くまで下落幅を広げたとも思えません。


調べると、ETH売りの加速には複数の要因が絡み合っていたようです。

 

1、現物イーサリアムETFへの需要低迷・機関投資家の資金流出

・2024年夏に米国で現物ETFが承認され、トランプ氏の大統領当選後には資金流入が見られたのも一時的でした。その後は機関投資家の関心が薄れ、ETFからの資金流出が続きました。2025年4月には2週間で約9400万ドルが流出し、投資家心理の冷え込みが下落圧力となりました。

 

2、オンチェーン指標の悪化・ネットワーク利用低下

・イーサリアムが「実現価格(市場参加者が実際に購入した際の平均所得価格)」を下回る水準で推移し、多くの投資家が含み損を抱えて投げ売りに走りました。イーサリアム・ネットワークのアクティブウォレット数や取引量も大きく減少し、利用者離れが鮮明になりました。

 

3、競合チェーン(ソラナ等)へのユーザー流出

・高いガス代(イーサリアム・プラットフォームの使用料)やスケーラビリティ問題(処理速度の限界、利便性の低下)の解決が遅れました。ソラナやトロン、バイナンスチェーンなど競合L1チェーンにユーザーと開発者が流出しました。これによりイーサリアムの市場シェアや存在感が低下し、価格にもネガティブな影響を与えました

 

※L1チェーンとは、「レイヤー1(Layer 1)ブロックチェーン」の略。ブロックチェーンネットワークの基盤となるメインのチェーン。L1チェーンの混雑を解消し、より速く・安く取引を行うための「レイヤー2チェーンという「補助的な層」もある。

 

 4、大口投資家(クジラ)やレバレッジ取引の大量売却・清算

・2025年初頭には、クジラという大口投資家による大量売却や、レバレッジ取引の強制清算(ロングポジションの大量清算)が相次ぎました。これにより、短期間で大きな下落を招きました。

 

※※暗号資産サイトCoinmarketcap より、週間ごとのバーチャート 

 

22年9月以来の大規模アップグレード

 

イーサリアム・ネットワークは5月初旬、Pectra(ペクトラ)というアップデートを行いました。2022年9月に実施されたMerge(マージ)以来、最大規模のアップグレードです。

第11回「暗号資産のビッグイベント! The Merge」2022年9月8日

 

Pectraに関する、イーサリアム・オーガニゼーションのHPはこちら

https://ethereum.org/ja/roadmap/pectra/

イーサリアムの使いやすさ・効率性・スケーラビリティの向上を目的とされています。

 

このアップデートは予定通りでもあったためETH相場の反応は当初鈍かったものの、結局上昇しました。6月は伸び悩みましたが、ここから上昇が期待できるような記事も見受けられます。

 

「イーサリアムのメガクジラが急速に買い増し ETHは次の上昇局面に…」コインテレグラフ

クジラにも色々いるのでしょうが(年初は主要な売り方のクジラも)、超大口投資家がイーサリアムを静かに買い集めているというのです。

 

 

※Trading Viewより


↑のETHチャートは、記事の対ドルではなく対BTCです。BTC相場の底堅さが続くなか、ETH高BTC安トレンドに転換となれば(つまり右肩上がり)、本格的なETH相場の上昇トレンドが形成されそうです。


この連載の一覧
第153回「ビットコイン、底堅い イーサリアムもそろそろ クジラが静かに?…」
第152回「ビットコイン、結局4-6月期は強かった 上半期で買いが目立ったのは?!」
第150回「ビットコイン、原油急騰のせいで下落? 米では重要な暗号資産法案が…」
第149回「ビットコイン、大物のケンカも影響限定 SEC委員長のおかげで対ドルでは11万ドル台乗せ」
第148回「ビットコイン、6月は伸び悩みスタート あの企業は保有拡大・なぜ買うの?」
第147回「ビットコイン、ピザデー15周年に最高値 世界最大のカンファレンス・熱狂し過ぎにはご注意を」
第146回「ビットコイン、対ドルで最高値更新!!米格下げではどっちに? テキサス州が準備金に前進」
第145回「ビットコイン、米国ではNH州が準備金で先陣切る そして暗号資産企業が初めて!!」
第144回「ビットコイン、不安要因が後退し3カ月ぶりの月間プラス そして準備金でアリゾナに注目集まる」
第143回「ビットコイン、資金が戻り始める 現物ETFは大商い・時価総額は8位?!」
第142回「ビットコイン、リスクオン・オフで一進一退 パウエルFRB議長のせいも? ソラナはステーキング付きのETFが…」
第141回「ビットコイン、今回は違う?との考えもつかの間…トランプ関税に振らされる日々」
第140回「ビットコイン、3月としては5年ぶりのマイナス 今後は米保有の金が狙いに?!」
第139回「ビットコイン、センチメント改善し上昇 米大統領のイケてる発言は…」
第138回「ビットコイン、良さ気なニュースは出てきた 制裁回避の手段も暗号資産にとっては…」
第137回「ビットコイン、大統領令もサミットも支えとならず 期待し過ぎに要注意」
第136回「ビットコイン、米大統領選後の上げ幅を大きく吐き出す ここからもトランプ氏次第?!」
第135回「ビットコイン、昨年11月以来の安値 過去最大のハッキングが不安を煽る」
第134回「ビットコイン、伸び悩むもドミナンスはしっかり 暗号資産全体では気になるサインが」
第133回「ビットコイン、悪材料を消化し新たなETFや準備金への期待 米国は先を行く」
第132回「ビットコイン、2月に入ると一時急落 関税が暗号資産でもキーワードに?!」
第131回「ビットコイン、大統領令への期待先行 東欧の国からも準備金の考えが?!」
第130回「ビットコイン、また最高値を更新 TRUMPに振り回される」
第129回「ビットコイン、1月から激しい動き 米司法省への懸念よりもトランプ氏への期待感が強い」
第128回「ビットコイン、とても良い年だった2024年・復習も大事 今年は国家が?!」
第127回「ビットコイン、対円では日銀が支えとなるも FOMCは依然として重しに イーサリアムETFは順調」
第126回「ビットコイン、高値からの下落幅は調整の範囲内 期待一巡からアルトコインは弱い」
第125回「ビットコイン、最高値更新後の急落 しかし嵐が過ぎ去ればまた」
第124回「ビットコイン、新SEC委員長への期待高まる 韓国騒動への反応は一時的」
第123回「ビットコイン、米国では規制緩和への期待高まる 日本でもやっと?」
第122回「ビットコイン、そりゃ上がるわ 現物ETFへの資金流入が急拡大 あのFRB高官の見方に変化も」
第121回「ビットコイン、どうにも止まらない あの企業はやはり買い増し・米国は戦略的な…」
第120回「ビットコイン、最高値更新はトランプ様のおかげ 単なる投資対象としてではなく…」
第119回「ビットコイン、対円では最高値を更新 強気材料が目立つなか…あの国は」
第118回「ビットコイン、クジラが活発化 米大統領選を材料視…」
第117回「ビットコイン、7月以来の高値圏まで上昇 取引所からの残高減少が?」
第116回「ビットコイン、必要なのか? 尋ねてみた…BTC円は先月高値に迫る 」
第115回「ビットコイン、9月は2年連続の上昇 10月は好調なはずなのに・・・」
第114回「ビットコイン、回復基調 利下げはやはり!!副大統領は初めて暗号資産に言及」
第113回「ビットコイン、米利下げの影響は? ところで詐欺に合わないために・・・」
第112回「ビットコイン、伸び悩み ファンドから資金流出 昨年の暗号資産詐欺のトレンドは?」
第111回「ビットコイン、夏バテか? 残暑も厳しく 曲がり屋とされるあの人は」
第110回「ビットコイン、上値トライは失敗 チャットアプリ騒動が影響?」
第109回「暗号資産税制、隣の芝は青く見え過ぎた 1年以上保有すると・・・」
第108回「ビットコイン、米インフレ減速も上昇の勢いは・・・相場って難しい 米投資銀行が現物ETFを所有」
第107回「ビットコイン、夏バテ気味 リスク回避の流れに逆らえず」
第106回「ビットコイン、失速するも月間ではプラス維持 トランプ氏がビットコイン大国を掲げる」
第105回「ビットコイン、分散化が強さ 米大統領選の影響はより不透明に」
第104回「ビットコイン、大幅反発はトランプ氏のおかげ? イーサリアムもついに!」
第103回「BTC、2月以来の安値更新 独政府やMt.Goxなど売り材料目立つ ただし一巡後は持ち直す」
第102回「ビットコイン、半値戻しまで 日本の投資家は暗号資産に興味あり?!」
第101回「ビットコイン、週明けに売り強まる マウントゴックスがついに?!」
第100回「ビットコイン、ダブルトップ形成で下落?! アルトコインの影響も無視できず」
第99回「ビットコイン、対円では最高値更新も・・・ 米イベントで右往左往」
第98回「ビットコイン、ハッキングもなんのその こんどは豪とタイが!」
第97回「ビットコイン、占有率が下がり気味・・・ 現物イーサETFの取引は?!」
第96回「ビットコイン、対円では最高値更新 ETHもついに?!」
第95回「ビットコイン、弱い米指標が助けに?! ウィスコンシン州がお買い上げ」
第94回「ビットコイン、2割下落は買い場? 月間の連勝記録は途絶え5月は鬼門かも」
第93回「ビットコイン、4年に1度のイベント終了 半分になったことが・・・」
第92回「ビットコイン、下落はあの国のせい? リスク耐性はどこいった」
第91回「ビットコイン、対円では高値更新も米国では小休止 香港が追随?! そして半減期」
第90回「ビットコイン、月間の連騰記録を更新 日足チャートで気になる形も」
第89回「ビットコイン、やっぱりETF次第・・・ 手数料高いとやっぱりダメ?!」
第88回「ビットコイン、大幅下落も何のその 相変わらずのジェットコースター相場」
第87回「ビットコイン、巨人がかき集め中 わずか2カ月で追いついたETFも」
第86回「ビットコイン、ついに夢の水準へ 機関投資家はこれから?!」
第85回「強すぎるビットコイン、まだ重要イベントが控える」
第84回「ビットコイン、対円では最高値更新 お隣が前向きな感じ」
第83回「どうにも止まらない、ビットコイン ETFによる保有量はあの企業も上回る」
第82回「ビットコイン、1月は何とかプラス 都合の良い見方にはご注意」
第81回「ビットコイン、トータルでは流入増だった 半値戻しは・・・」
第80回「ビットコイン、高値から2割下落 売り手はヤツが・・そろそろ終わり?!」
第79回「ビットコイン、祝・現物ETF承認!事実で売られるも取引は活況」
第78回「ビットコイン、年初も材料変わらず フェイクニュースもなんのその」
第77回「ビットコイン、4カ月連続のプラスとなるか 辰年への期待も高いまま」
第76回「ビットコイン、飛び跳ねた年 年明けも好材料が待ち受ける?!」
第75回「ビットコイン、荒い動き ただし下落率は意外とそれほどでも?」
第74回「フィーバー中に、ビットコインがフィーバーしていた! それも仕方なし」
第73回「ビットコイン、先物市場は盛り上がり ただし現物ETFへの待ち疲れ感も?」
第72回「ビットコイン、アルゼンチンからバイナンスまで材料多し 上げて下げて結局まだ底堅い」
第71回「ビットコイン、強気に傾き・買われ過ぎ感も高まっていた 後付けではありますが」
第70回「ビットコイン、5%下落は調整の範囲内、でもポジションの急拡大には要注意?」
第69回「まだまだ強いビットコイン、クジラも活発化 ハロウィンで15周年」
第68回「ビットコイン、年初来では2倍超に!ETFに心躍らせる人たち 」
第67回「ビットコイン、誤報にもめげず底堅い あの高級車も買えるようになる?!」
第66回「地政学リスクよりもハッキングリスク、9月や第3四半期は今年最悪」
第65回「急騰の要因は色々あれど、マスク氏も関係?米議会の混乱や債務増もポジティブ材料に」
第64回「ビットコイン、米金利とドルに振り回され再び暗雲も しかし挫けない男は追加でご購入」
第63回「ビットコイン大台回復、大手参戦が追い風に たまには他のコインも要チェック」
第62回「再びFTXで大騒ぎ、ソラナが大幅安 一方ビットコインは底打ち期待も?! 」
第61回「ビットコイン、9月は本当に"fall"なの?今年もアノマリーが気になる」
第60回「ビットコイン、復活!きっかけはGBTC そしていよいよETFも・・・」
第59回「どうしたビットコイン?スペースXのせいなのか さて、どのサインを信じるか」
第58回「ビットコイン、売り買い材料が交錯 あのトランプ氏も心変わり?」
第57回「リップルにつれ安、8月のビットコインは?そして6カ月後までに・・・」
第56回「ビットコイン、400万円台維持 ネガティブニュースも跳ね返す」
第55回「ビットコイン、ゴールドのように羽ばたけるか ただしETFはもう少し先かも?」
第54回「Simple is Best、相場は単純に考える ところでBTCが上がらない理由は?」
第53回「ビットコイン 円高の影響、分かれたヤツは元気」
第52回「ビットコイン、対円にしました!口座開設はもうお済み?」
第51回「現物ETF 承認への期待大! ただし一旦落ち着く必要も・・・」
第50回「ビットコイン、救世主が出現! 現物ETFへの期待高まる」
第49回「BTCの占有率上昇、ただし市場が盛り上がっているわけでは・・・」
第48回「ビットコイン SECの圧力はちょっと違う、底打ち感も?!」
第47回「ビットコイン 5月は失速、でも今年中には大幅上昇?!」
第46回「ビットコイン 動かず、過去2回はその後に大波」
第45回「G7は規制強化 交換業大手はカナダから日本へ」
第44回「ビットコイン 4カ月連騰、手数料高騰が懸念?」
第43回「ビットコイン 冬は終了?欲張り過ぎには要注意」
第42回「イーサリアム 待ち時間は延びる、BTC 10カ月ぶりの高値をつけるも・・・」
第41回「ビットコイン 約10カ月ぶりの高値、信じる者は・・・」
第40回「リップル 3月は元気いっぱい、裁判の終わりが見えた?!」
第39回「当局の圧力にも負けず、BTC買い衰えず」
第38回「ビットコイン 時価総額はメタ超え、強欲な感じも・・・」
第37回「まるでジェットコースター、ビットコイン 代替資産としての位置づけも」
第36回「ビットコイン とんだ雛祭りに、懸念材料は複数残る?」
第35回「ビットコイン 売り持ちファンドに資金流入、投資家の懸念を反映」
第34回「昨年6月以来の高値更新、ビットコインの上昇要因を探る」
第33回「ビットコイン とばっちり食らう、PoWには関係なし?」
第32回「ビットコイン、2月も底堅い クリスマスまでには?!」
第31回「イーサリアム、マージから4カ月半 伸び代あり?!」
第30回「悪いニュースに反応せず、アノマリーもあったとは」
第29回「クジラがショートカバーを誘発?! 最後の一押しは日銀」
第28回「ビットコイン 年始はまずまずのスタート、より身近になった?」
第27回「ボラティリティ低調、でも今年のビットコインは進展!」
第26回「期待は失望に変わり、一喜一憂すべきではないとの助言も・・・」
第25回「厳しい年、規制強化は仕方なし?・・・理想は遠い」
第24回「あれから1カ月、ようやく明るい話も」
第23回「破綻の検証始まるも・・・先はまだ長そう」
第22回「FTX破綻の衝撃拡大、ただ日本法人は年内にも?!」
第21回「FTX/アラメダ破綻、FTT暴落・・・暗号資産は今後?」
第20回「ETHがBTCをアウトパフォーム、市場全体をけん引」
第19回「BTC 今年も10月は良い月に、依然としてボラは注視」
第18回「ビットコイン やっと反発、ボラティリティの底打ち感も?」
第17回「何時でも何処にでも、ウクライナ支援も」
第16回「BTCと米株、相関関係はあるの?」
第15回「BTC、9月アノマリーはどうなった?」
第14回「ビットコイン かなり電気を使い過ぎ?世界で23番目と同等」
第13回「マージ後にETH下落、運の悪さも?完成度はまだ・・・」
第12回「イーサリアム、地球に優しくなるために」
第11回「暗号資産のビッグイベント! The Merge」
第10回「BTCにとって怖い9月、一方でETHは?」
第9回「久しぶりのフラッシュクラッシュ、今さらマウントゴックス?」
第8回「ディフェンスは重要、保管の方法は?」
第7回「時価総額9位がハッキング被害、財布のせい?」
第6回「ビットコイン、まずはエビになってみる?」
第5回「ビットコイン 金融市場の入り口に?」
第4回「ビットコインもFOMCは無視できず」
第3回「ビットコインの魅力~それは自由、黎明期を振り返る」
第2回「ビットコインって魅力的?」
第1回「ビットコイン、えらいことになってます!」

為替情報部 アナリスト

小針 卓哉

1993年に米系銀行へ入行し、外国為替部でインターバンク・スポットディーラーとなる。ドル円のみならず豪ドルやドルマルクなどの通貨も担当し、東京市場を中心に活躍。 ユーロ発足後からは、ユーロドルやユーロクロスなどを担当。その後に移った米系証券や大手邦銀のトレーディング部においても欧州通貨を中心に取引し、収益手法は主に短期的なトレーディングを得意とした。 為替相場以外では、アンガーマネジメント・ファシリテーターとしての一面もある。 2017年にDZHフィナンシャルリサーチ社に入社。

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