米ドルの総合的な価値を示す「ドルインデックス」は、「ヘッド・アンド・ショルダー」を完成させて、下落途上にあります。
ドルインデックスの下落は、ドルの下落、すなわち、ドル円の下落、ユーロドルやポンドドルの上昇を示唆しています。
ファンダメンタルズ面では、トランプ関税によるトランプセッション(trumpcession)の可能性、米連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げの継続などを示唆しています。
【戦術(2025年3月18日週)】
ドルインデックス売り:@104.00 ⇒ ストップロス@105ドル
・トランプセッション(trumpcession)
米債券市場でリセッション(景気後退)入りを示唆する長短金利逆転(逆イールド)が発生しています。
・FOMCでの追加利下げ
シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」が示している今年の利下げ回数は3回、年末のFF金利誘導目標は3.50-75%となっています。(▲=マイナス)
・6月FOMC:▲0.25%=4.00-25%
・9月FOMC:▲0.25%=3.75-4.00%
・12月FOMC:▲0.25%=3.50-75%