ユーロ円は、2024年7月11日に175.43円まで上昇し、1999年1月のユーロ誕生後の高値を更新しました。
ユーロ誕生前の高値(ドイツマルクやフランスフランから算出)285.50円から誕生後の安値88.93円までの下落幅の半値戻しは187.26円です。
長期的には、この175.43円を頭とする「ヘッド・アンド・ショルダー」を形成しています。
中期的には、ヘッド・アンド・ショルダーの右肩を形成しつつありますが、下落途上の「ヘッド・アンド・ショルダー」の様相を呈しつつありますので、戻り売りスタンスで臨みたいと思います。
ネック・ラインは、154.46円(2023年10月安値)~154.42円(2024年8月安値)に位置しており、下抜けた場合は追撃売りで臨みたいと思います。
【戦術(2025年1月26日週)】
ユーロ円売り:@164.00円⇒ ストップロス@165.00円
ユーロのファンダメンタルズ分析での売り材料は以下の通りです。
・ユーロ圏がリセッション(景気後退)に陥る可能性
・欧州中央銀行(ECB)の追加利下げの可能性
・ウクライナでの戦争の泥沼化
・欧米貿易戦争
円の買い材料は、以下の通りです。
・日本銀行の追加利上げの可能性