加ドル円は、中期的には、2024年7月の高値118.87円を頭とする「ヘッド・アンド・ショルダー」の右肩を形成中です。
短期的には、日足一目均衡表の三役好転で、強い買いシグナルが点灯しています。
・転換線>基準線
・遅行スパン>実線
・雲の上
一方で、MACD(移動平均収束拡散法)や相対力指数(RSI)では、売りシグナルが点灯しています。
【戦術(2025年7月1日週)】
加ドル円売り:@106.00円⇒ ストップロス@108.00円
加ドルのファンダメンタルズ分析での売り材料は以下の通りです。
・カナダ銀行(BOC)の追加利下げスタンス
・7月からトランプ相互関税の発動懸念
・OPECプラスでの原油増産
買い材料は、以下の通りです。
・カナダ政府は米国との貿易交渉を前進させるため、デジタルサービス税を撤回
円のファンダメンタルズ分析での買い材料は以下の通りです。
・年末に向けた日本銀行の追加利上げ観測(0.50%)⇒中立金利水準1.00%
・第2次トランプ米政権でのドル安・円高圧力の可能性