2025年の第2次トランプ米政権（2025年～2028年）でのドル円は、エリオット波動での「第4調整波動」による三角保ち合いを予想します。
現状のドル円は、2024年7月の高値161.95円を頭とする「ヘッド・アンド・ショルダー」を形成中であり、ネック・ライン（※140.25円～139.58円～139.06円）に接近しています。
ヘッド・アンド・ショルダーが完成した場合、三角保ち合いの起点である127.23円付近までの続落が想定されます。
今週は、ネック・ライン割れでの追撃売りで臨みたいと思います。
【戦術（2025年4月22日週）】
ドル売り：＠140.00円 ⇒ ストップロス＠142.00円
1.日米財務相会談（4月24日：ベッセント米財務長官＆加藤財務相）
トランプ米政権は、ミラン米大統領経済諮問委員会CEA委員長の論文「国際貿易システム再構築のためのユーザーガイド」通りに、貿易赤字を削減するために、第1弾として関税引き上げ、第2弾ドル安を目論んでいるのではないか、と警戒されています。
日米財務相会談では、「プラザ合意II」としての「マールアラーゴ合意」に警戒しておきたいと思います。
2.エリオット波動
・第1波動：75.32円-125.86円（+50.54円）
・第2波動：125.86円-101.19円（▲24.67円 半値押し）
・第3波動：101.19円～161.95円（+60.76円）
・第4波動：161.95円～126円（※第4波動と第1波動は重ならない）
※三角保ち合い（127.23円～161.95円）を形成中
A波動；161.95円～139.58円
B波動：139.58円～158.87円
C波動：158.87円～
・第5波動：126円～175.50円
■第1次トランプ米政権（2017年～2020年）：第2調整波動
■第2次トランプ米政権（2025年～2028年）：第4調整波動？
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