豪ドル円は、中期的には、109.37円を頭とする「ヘッド・アンド・ショルダー」の右肩を形成しており、ネック・ラインの下抜けを待つ展開なっています。
短期的には、一目均衡表では、三役逆転の強い売りシグナルが点灯しており、ストキャスティックでも売りシグナルが点灯しています。
【戦術(2025年4月1日週)】
豪ドル円売り:@95.00円⇒ ストップロス@97.00円
日豪金利差縮小観測も、豪ドル円の売り要因となっています。
■豪準備銀行(RBA)理事会 (5/19-20)
オーストラリアの2月の消費者物価指数(CPI)は前年比+2.4%へ伸び率が鈍化していました。
豪準備銀行(RBA)がインフレ指標として重視している四半期消費者物価指数(CPI)の発表は、4月30日まで待たなければならないため、金融政策の変更は5月19-20日の理事会が警戒されています。
■日本銀行(4/30-5/1)
日本銀行は、「金利の壁」であった0.50%まで政策金利を引き上げ、今年は、0.75%、そして中立金利水準と目されている1.00%付近までの利上げが予想されています。
植田日銀総裁は、海外発の不確実性への警戒感を示しながらも、「4月初めには通商政策の内容がある程度でてくる。次回の決定会合(4/30-5/1)ないし展望リポートの中である程度消化できる」と述べています。