ドル円の一目均衡表でのテクニカル分析は、依然として三役好転の強い買いシグナルが点灯しています。攻防の分岐点である転換線は、149.48円に位置して支持線となっています。
しかしながら、相対力指数(RSI)では、反転シグナルである「弱気の乖離(ベアリッシュ・ダイバージェンス)」を形成しつつありますので、売りで臨みます。
また、エリオット波動では、第5波動の「斜行三角形」を形成中です。
【戦術(2023年10月23日週)】ドル売り:@150.00円 ⇒ ストップロス@151.00円
■「弱気の乖離(ベアリッシュ・ダイバージェンス)」
ドル円の高値が145.07円から150.16円まで更新されたにも関わらず、オシレーター系指標(逆張り指標)の相対力指数(RSI)が、高値を更新できていないことで、上昇エネルギーの枯渇とみなし、売りシグナルになります。
■斜行三角形(ダイアゴナル・トライアングル)
斜行三角形は、第5波動を象徴する相場の最終局面に出現するパターンです。上値と下値が切り上がる三角保ち合いですが、支持線の下抜けにより反落シグナルが点灯します。
■エリオット波動
第1波動:75.32円-125.86円(+50.54円)
第2波動:125.86円-101.19円(▲24.67円 半値押し)
第3波動:101.19円~151.95円(V計算値)
第4波動:151.95円(※三角保ち合い・・底辺:126.36円-151.95円)