「イチオシ」内ではテクニカル分析を始めとしたトレードのアイディアを主に書いていますが、本コラムではその中で書けなかったことや、その後の振り返りなどに触れてゆきます。たまには番外編もあります。
さて、今回はNZドル円や豪ドル円のチャート形状を見て、反発期待で動いた話です。
チャート上で「これは」といったパターンが出てきた場合、私はとりあえず乗るようにしています。
皆様の参考になれば幸いです。
NZドル円で2番底を確認
17日にこう書きました。
NZドル円、日足で2番底確認してネックラインに相当する6日高値85.64円を超えたので、高いのを承知で現在レート86.00円で買い。利確候補は87円台前半、損切り目処は85.45円。
4日安値を一番底、6日高値を戻り高値、11日安値を二番底としてみると、6日高値を上抜く場面では上値余地の拡大が予想されます。
時間的には短いかもしれませんが、Wボトムです。
教科書的にはネックライン上抜けは一段高のサインと解される場所です。
事前に狙っていたところで、想定通りの動きを示したので、今回は買ってみました。
目標値に達したので一部は利確、あとは足が出ない程度に様子見
翌18日、こう書きました。
昨日86.00円で買ったNZドル円は、87円台前半に上昇してきたので87.07円で一部決済。
残りは本日安値のやや下86.50円にストップを置いて様子見。
目標値に到達、つまり自分の見立て通りに相場が動いたということですので、個人的には満足感を得るためにも、一部ポジションは利益確定する方針にしています。
よって、一部を87.07円で利益確定しました。残るはストップ水準を引き上げ、仮に下押しても利益は残るようにするという、いつもの手で様子を見ることにしました。
ちなみに、その後は相場反落にともなってストップが成立してクローズとなりました。
※Trading Viewより
うまくゆかない時もある
ちなみに18日には、以下の文も付けて公開しました。
豪ドル円はNZドル円に一日遅れて2番底確認したので買いたいが、出遅れ感もあるので現在レート95.35円で少量買い。利確候補は雲の上限96.74円、損切りは6日高値のやや下94.60円。
結果は、目標値に届かずあえなく損切りとなりました。エントリーが遅かったのか、買った後はダダ下がりでした。
「ここは」という場所でエントリーしても思い通りにいかない場合があることと、ストップを設定して置いたことで93円台に下押したときにうろたえなくて済んだことで、想定外の動きへの備えの必要性も再確認することとなりました。
※Trading Viewより
現在保有ポジション(執筆時点)
なし