「イチオシ」内ではテクニカル分析を始めとしたトレードのアイディアを主に書いていますが、本コラムではその中で書けなかったことや、その後の振り返りなどに触れてゆきます。たまには番外編もあります。
さて、今回もドル円です。
最近、スランプから脱出できません。
誰しもが経験する道かと思います。
そういう時は、いつも出来ていたことが出来なかったりします。
今回はそういう場面に遭遇しましたので、記録も兼ねて振り返えりたいと思います。
皆様の参考になれば幸いです。
ついていないことを自覚
早速ですが、13日にこう書きました。
ドル円は154.10円の買い指値成立せず。上昇トレンドなので作戦変更、160円方向を期待して現在レート155.60円で少量買い、154.50円や153.80円でも少量買い。損切りは153.40円。
当初は思惑通り上昇、15日には一時156台後半まで上昇しました。
通常ですと、約1円上昇したら、足が出ないように、またストップが付いたら次の動きに移れるようにとの気持ちも含め、買いの場合は買値より上にストップロス売りを置くようにしています。
しかし、この時はなぜか、その動作を忘れていました。
仕事以外でやるべきことがあったり、それとも何かの拍子で忘れてしまったのか、もしくは「もう少し上がったらストップをセットしよう」と考えていたのか。
今となっては定かではありませんが、この時はなぜかいつもの動作を忘れていました。
いつもの動作を忘れるくらいですから、通常起こらないことが今起きていると考えてよいでしょう。
個人的には、これも一つの注意サインとして見ています。
不調であることを理解し、やりすごす
相場はその後、急反落しました。
下げたところで買いたいと思っていた指値が成立したのは良いですが、下げの勢いは止まらず、ストップラインもあっさりと割り込む動きに。
まとめて損切りとなりました。
こういう時は無理しないのが一番です。
次のトレードでは狙えそうと思って入りましたが、不調であることを自覚し、ストップは浅めにしました。
その時も損切りとなってしまいましたが、事前に対応していたおかげで損失は少なくなりました。
また、その後たまたま3連休だったこともあり、トレードを休んだことで悪い流れをリセットできました。
勝負のタイミングはまたあることを意識したり、得意なトレード手法で成功したときのことを重い出すなどして、悪い流れはやり過ごすことも大事です。
※Trading Viewより
現在保有ポジション(執筆時点)
ポンドドル 1.2670ドル売り
以下は長期保有目的
トルコリラ円 4.38円買い