「イチオシ」内ではテクニカル分析を始めとしたトレードのアイディアを主に書いていますが、本コラムではその中で書けなかったことや、その後の振り返りなどに触れてゆきます。たまには番外編もあります。
さて、今回はドル円です。
荒っぽい相場展開が続きましたが、その中で悪戦苦闘した様子です。
皆様の参考になれば幸いです。
三羽烏の後で下落再開の兆し
早速ですが、20日にこう書きました。
ドル円、日足チャートで三羽烏後に十字線を付けるも昨日は陰線引けとなり、下押し再開の可能性があると見る。145円台を売れなかったので出遅れ感はあるが、現在レート144.42円のほか、145.00円や145.40円でも少量売り。ストップは昨日高値の少し上145.60円。
今回は三羽烏の後で十字線が出現しており、まさに攻防の分岐点との解釈がぴったりの場所でした。
(クリスマスのように動意の薄そうな局面でしたら「様子見」といった解釈もありますが・・・)
※Trading Viewより
エントリー場所が悪かったのでポジションに固執しない
今回はエントリーの場所が良くなかったのを踏まえた上でのトレードでしたので、流れに乗れたらプラスで終われるように気を付けていました。
翌日の21日には、相場が下落したのに合わせて143.90円にストップを変更して様子を見ることにしました。
すると、その日のうちに成立してクローズとなりました。
売値より下でのクローズのため、プラスで終わることができました。
※Trading Viewより
今週は手が出しづらい
相場格言で「トレンドは友達」というのがあります。
トレンドに逆らわず仲良くしろ(トレンドに乗れ)といった意味です。
足元のトレンドは「下向き」とは見えていたものの、エントリーポイントはシビアであったかと。
下の図で丸を付けたところで売りからは入れれば理想ですが、その場で見ていないとなかなか対応できなかったのではないかと思います。
月曜から土曜朝までずっと相場を見ていられる人はいませんので、こればかりは見ていられる範囲内で対応するしかないのかもしれません。
※Trading Viewより
現在保有ポジション(執筆時点)
ユーロドル買い 1.1332ドル