「イチオシ」内ではテクニカル分析を始めとしたトレードのアイディアを主に書いていますが、本コラムではその中で書けなかったことや、その後の振り返りなどに触れてゆきます。たまには番外編もあります。
さて、今回はタイトルにもある通り、直近のトレードから、自分自身の得意なところ、不得意なところを振り返りたいと思います。
皆様の参考になれば幸いです。
得意なところ
まずは、得意なパターンとしては、移動平均線や一目均衡表を見ながら、今後の動きを予想して動くところでしょうか。
たとえば、後述する「不得意なところ」にも関わりますが、前半の144.95円で新規買いのポジションを持ったところがそれにあたります。
ちなみに、その日(8/30)はこう書きました。
ドル円、5日線より上で引けたので、買い場探しに目線を切り替えてみる。現在レート(144.95円)で少量買い。損切りは5日線のやや下144.40円。
その時は思惑通り、ストップを付けることなく147円台まで上昇しました。
そのほか、ファンダメンタルズとテクニカルの方向性が一致している時も、比較的安心してトレードできます。
不得意なところ
いろいろありますが、そのうちの一つは「ポジションの積み増し」です。
最近の失敗例をひとつ、一連の流れをまとめました。
1.先月30日にドル円144.95円で成行買い
2.翌週の9月2日、一時147円台まで上昇したので、押し目狙いで146.25円で買い指値を出す
3.3日に買い指値が成立するも、下押しは止まらず
4.4日にカットラインの145.45円に到達してクローズ
買い増しせずに「144.95円の買いを147円台で利益確定できれば・・・」と思うかもしれませんが、あの時は150円超えを狙っていました。
そのための買い増しであったこともあり、たぶんそのような動きはできなかったと思います。
また、通常は「足が出ないように」ストップを置きますが、今回は145.50円の節目が近くにありました。
そこを外してセットという事情もあり、結果として若干マイナスでのクローズとなりました。
あらためて、買い増しは難しいと感じた次第です。
少なくとも自分自身のトレードスタイルに合わない部分も多いと推測されるため、当面は使わないとは言いませんが、頻度は低くなるかと思います。
※Trading Viewより
現在保有ポジション(執筆時点)
以下は長期保有目的
トルコリラ円 4.38円買い