「イチオシ」内ではテクニカル分析を始めとしたトレードのアイディアを主に書いていますが、本コラムではその中で書けなかったことや、その後の振り返りなどに触れてゆきます。たまには番外編もあります。
さて、今回はポンド円です。
リスク許容度は人それぞれ、その時の状況によって変化するものです。
そうした中でのトレード記録です。
皆様の参考になれば幸いです。
チャート改善で買ってみる
早速ですが、27日早朝にこう書きました。
ポンド円は2日連続の下影で基準線がサポートとなり、昨日は実体を伴う陽線引けとなった。これを見て、5日線193.31円や、200日線192.68円、基準線191.94円で少量買いの指値で買い下がってみる。ストップは基準線の少し下191.75円。
前週末の時点で、クロス円を買うならポンド円か豪ドル円と思ってみていたところ、ポンド円のほうがチャート形状的に買いやすかったので、こちらを選びました。
含み益が出たら、いつもの「あれ」を忘れずセット
その後、28日早朝にこう書きました。
ポンド円、買い指値は193.31円のみ成立。残りの指値192.68円や191.94円はタッチしそうにないのでキャンセル。今回は少量買いのため部分決済という手が使えないので、ストップは194.70円に引き上げて様子見。もし195.90円に上昇したら利益確定したい。
出来れば195.90円で利益確定したかったのですが、今回は買い下がり方針の中で193.31円の買いしか成立しなかったため、部分決済という手が使えなかったのは痛いところです。
もし、深めにストップをセットするなら194.00円という手もありましたが、195円台を見た後で含み益が大きく減少することを考えると、そこまで大胆にはなれませんでした。
私自身に勢いがあれば194.00円でストップをセットしたかと思います。
しかしながら、前月マイナスで終わった後遺症なのか、含み益を逃したくないとの気持ちが勝り、194.70円のストップとなりました。
※Trading Viewより
利食い千人力の心境で
その後の動きですが、194.70円のストップが成立後、翌日には194円台半ばまで下押すもそこまでとなり、29日には一時196円台に乗せる場面がありました。
結果論で言えば、ストップ194.00円でも195.90円での利益確定は狙えたのですが、置かれた状況下では致し方ありません。
形はどうあれ利益は残ったので、「利食い千人力」の心境で次のトレードに向かいたいと思います。
現在保有ポジション(執筆時点)
なし