「イチオシ」内ではテクニカル分析を始めとしたトレードのアイディアを主に書いていますが、本コラムではその中で書けなかったことや、その後の振り返りなどに触れてゆきます。たまには番外編もあります。
さて、今回はドル円です。
あいつとは、以前から個人的に引っかかっている、「増し玉」です
買い増しとか、売り増しという投資手法です。
今回は失敗の振り返りとなります。
皆様の参考になれば幸いです。
買い増ししたくなるチャート
当初、150.75円で少量の買いを持っていました。
個人的には上昇すると見ていたので、どこかで買い増ししたいと思っていました。
24日、こう書きました。
本日ドル円は米10年債利回りが低下する中で下押すも、利回りは昨日安値水準4.21%前後を前に下げ渋り。見方によっては買い場かも。現在レート152.25円で少量買い増し。ストップは23日陽線実体部1/2押し151.87円。
ダウ理論ではないですが、それまでどちらも一緒に下げていたのが、ここにきて片方は下げても片方は下げ渋るような動きを見せた場合、「もしかしたら?」と思ってしまいます。
合わない手法と理解することも大事
結果は、ストップ成立でクローズとなりました。
押し目と思って買ったのですが、ストップ成立した際に何とも言えない気持ちになりました。
ストップ成立だけなら割り切れるのですが。
買いをもっと引き付けるべきだったのか、買いたいという気持ちが先走ったのか、それとも何なのか・・・。
「これ」といった答えがでない、もやっとした気持ちがしばらく続きました。
そうなると、「増し玉」は自分に合っていない投資手法と割り切って考えるしかありません。
「買い増し(売り増し)」は大きなトレンドをとる上で身に着けたい手法の一つではありますが、そもそも日足レベルでは使いこなすのが難しいかもしれません。
今後は買い増しをしない・・・とは言いませんが、使う頻度は間違いなく下がるでしょう。
このように、「合わない投資手法」を理解しておくのも、損失を減らす点で有益かと思います。
気持ちを切り替え、他の方法でトレードを考えたいと思います。
※Trading Viewより
現在保有ポジション(執筆時点)
以下は長期保有目的
トルコリラ円 4.38円買い