「イチオシ」内ではテクニカル分析を始めとしたトレードのアイディアを主に書いていますが、本コラムではその中で書けなかったことや、その後の振り返りなどに触れてゆきます。たまには番外編もあります。
今回は、ドル円です。
トレードしていれば、良い思いをする時もあります。
そして、タイミングの悪い時も。
皆様の参考になれば幸いです。
ドル円、売りで入る
早速ですが、1月16日にこう書きました。
本日は155円台前半まで下落後に156円台に戻しているが、欧州勢が日銀の早期利上げ期待を材料にドル売り参入する場合は乗ってみたい。今日限りで155.90円ストップの少量売り、損切りは156.20円。
ちょうど、市場では日銀が24-25日の金融政策決定会合での利上げ観測が高まっていたところでもあり、ネタ的にはドル円を下押すのではと見ました。
チャートを見ても米雇用統計後に158円台から落ちてきたこともあり、売りでエントリーを考えました。
タイミングが悪い
狙い目はよかったのですが、タイミングが悪い。
相場では時としてそういうことも起きます。
今回は売りでエントリー後、ストップ水準に上昇後に下げ再開となりました。
ストップをあらかじめ設定している以上、こればかりは仕方ありません。
出さなかったことで相場は一段と不利な方向に行ってしまい、頭を抱えるよりははるかにましです。
※Trading Viewより
割り切りも大事
ストップを付けた後に思惑通りに相場が動くのを見ると、何とも言えない気持ちになります。
タイミングが合っていれば、こうはならなかったはず。
今回は売り直したい気持ちを抑えて見送りました。
次のチャンスを狙うべく。
現在保有ポジション(執筆時点)
以下は長期保有目的
トルコリラ円 4.38円買い