「イチオシ」内ではテクニカル分析を始めとしたトレードのアイディアを主に書いていますが、本コラムではその中で書けなかったことや、その後の振り返りなどに触れてゆきます。たまには番外編もあります。
さて、今回はドル円のトレードの振り返りです。
市場は時として冷酷な時があります。
全てはトレードの意思決定をしている自分が悪いとはいえ、見事に往復ビンタを食らってしまいました。
そのした中、どう対処したかの記録です。
皆様の参考になれば幸いです。
前回は売り上がりで失敗、今回は買い下がりで失敗
早速ですが、前回は売りで入って損切りとなってしまいました。
その時の記事はこちら
その時に大陽線を見てしまったので、勢いはあると判断して今度は買いで入ってみました。
8/15のNYC後にこう書きました。
ドル円、昨日10時に147.22円で少量売り成立で平均コストは147.21円に。ただNY市場で148.30円のストップ成立。147-8円台で上値重い中での大陽線出現を見て、149.10円や148.70円で少量ずつ買い、前日陽線実体部の1/2押しのやや下148.15円(チャート内の青い横線)で損切り。
集団リンチはイヤ、せめて往復ビンタ収める方法は?
結果から先にお伝えしますと、売りで損切り、買いで損切りと、見事に往復ビンタを食らいました。
さらに売買を重ねて損切りも続くと、まさに往復ビンタどころではなく「集団リンチ」の様相を呈してきます。
そこまで傷が広がってしまうと、懐も痛みますし、なによりトレードの判断をしている私自身のメンタルも傷つくなど、リカバリーが大変になってきます。
ちょうど翌週の月・火と休暇を取っていたこともあり、この間は売買をストップしました。
銀行のディーラーも、一定以上の損を出したら「ペナルティボックス」入りとなり、一定期間は強制的に売買停止となる、と聞いたことがあります。
マイナスが続くときは、とにかく売買しない(させない)というのが解決策だったりします。
変な相場観を引きずって戻ってくるのも嫌でしたので、その間はレートチェック程度にとどめ、相場観をリセットするようにしました。
損が続く場合は、自身の資産や投資意欲をそれ以上傷つけないためにも、一旦相場から離れましょう。
※Trading Viewより
現在保有ポジション(執筆時点)
以下は長期保有目的
トルコリラ円 4.38円買い