調理の手間がかからず、技術の進歩により高クオリティの冷凍食品が近年注目を集めています。
「大阪王将」などの飲食店を経営する株式会社イートアンドホールディングスは、自社株式を100株以上保有する株主を対象に年2回、冷凍食品などの株主優待を実施しています。
味の素株式会社や株式会社ニップンも、株主優待品の中に冷凍食品があります。
今回は、株主優待で冷凍食品がもらえる銘柄を4つ紹介していきます。
株主優待で冷凍食品がもらえる!銘柄4選
株式会社イートアンドホールディングス
味の素株式会社
株式会社ニップン
株式会社大冷
1.株式会社イートアンドホールディングス
株式会社イートアンドホールディングスは「大阪王将」などの飲食店経営、食品製造・販売を営む企業です。
株主優待は、毎年2月末日と8月末日の権利確定日に 株主名簿に記載または記録された1単元(100株)以上保有の株主を対象に年2回実施しています。優待内容は以下の通りです。
直近5年間の株価の推移もチェックしておきましょう。
2.味の素株式会社
味の素株式会社はうまみ調味料「味の素」を始め、塩やだし、スープの素、ドレッシングなど調味料や加工食品、冷凍食品などを開発・製造・販売する企業です。
株主優待は毎年3月末日現在の株主名簿に記録された株主に対して、継続保有期間と保有株式数に応じて以下の贈呈を行っています。
3.株式会社ニップン
株式会社 ニップンは、小麦粉やふすまなどの製粉事業、冷凍食材・冷凍食品、パスタ類といった食品事業、ヘルスケア事業を展開しています。
株主優待は毎年3月末日現在および9月末日現在の株主名簿に記載された200株(2単元)以上の株式を保有する株主が対象です。500株未満の株主は年1回、500株以上保有の
株主は年2回優待品が贈呈されます。
株主優待サービスには以下の2つがあります。
株式会社大冷
株式会社大冷は、業務用冷凍食品の企画・開発・販売を手がける企業です。
高齢者のために開発された冷凍食品「骨なし魚」シリーズ、「骨なし魚」が凍ったまま調理できる「楽らくクックシリーズ」などの商品があります。
株主優待は、毎年9月末日現在の株主名簿に記載された 1 単元(100 株)以上の株式を保有して頂いている株主が対象で2025年度の優待内容は以下の通りです。
出典:株式会社大冷「株主優待のお知らせ」
2024年度は、「楽らく国産骨なし秋さけ」「楽らく骨なしさば」などの自社製品が贈呈されました。
ニチレイ、マルハニチロは株主優待を廃止
冷凍食品を数多く手がける株式会社ニチレイは2009年に株主優待制度を廃止しています。同じく冷凍食品や水産物の加工・販売などで知られるマルハニチロ株式会社も、2022年に株主優待を廃止しました。
まとめ
株主優待品として、冷凍食品が贈呈される銘柄を紹介してきました。
株式投資は優待のみを目的とすることは避け、企業の財務や業績などを分析した上で行いましょう。