週明けの日経平均は続伸
週明けの日経平均は続伸。米国株高を受けて小高く始まると、開始直後には一時マイナス圏に沈む場面もありました。しかし、すぐに切り返すとその後は上げ幅を広げる展開。後場はやや伸び悩んだものの、5日移動平均線(65,590円 6/1)上で連続陽線を形成し、連日で史上最高値を更新しました。
東証プライム市場の売買代金は概算で11兆9100億円。値上がり銘柄数425に対し、値下がり1115銘柄と、値下がり優位の展開でした。業種別では、情報・通信、金属製品、サービスなどが上昇した一方、鉱業、輸送用機器、医薬品が下落しました。
個別では、キオクシアHD(285A)が証券会社の投資判断引き上げなどを受けて10.1%高と大幅続伸。ソフトバンクG(9984)が14%高となったほか、太陽誘電(6976)や村田製作所(6981)など電子部品株の一角が上値を伸ばしました。一方、レーザーテック(6920)やアドバンテスト(6857)など半導体株の多くが下落。自動車株が弱く、時価総額首位の座をソフトバンクGに明け渡したことが市場の話題となったトヨタ自動車(7203)が4%を超える下落となりました。
週足でみるトヨタ自動車の株価推移
図表は、トヨタ自動車(7203)の2023年12月旬からの週足のローソク足に加え、13週・26週・52週移動平均線を挿入したチャートです。
下位は、売られ過ぎや買われ過ぎ、勢いなどをみるオシレータ系指標で代表的な相対力指数のRSI(9週ベース)の推移です。

2025年4月安値(2,226.5円)の底値からは、2024年8月安値(2,183円)を下回らずに反転上昇し、その後は本格的な上昇相場につながりました。今年2月には4,000円まで上昇。2024年3月高値(3,891円)を上回り、上場来高値を更新しました。
現在は、2025年4月安値を起点とした上昇相場を調整する動きが続いていることが確認できます。26週移動平均線を挟んでもみ合いとなる場面もありましたが、もみ合いを下放れ、52週移動平均線を下回る展開となっています。
一方、2025年4月安値を起点とした上昇相場の上げ幅に対する2/3押しの水準(2,817円)付近を意識し、5月中旬ごろに長い陽線を形成しました。長い陽線が直前の陰線をほぼ包み込む格好となり、底入れシグナルになるかが当面の焦点となります。
足元は、52週移動平均線に上値を抑えられる展開です。週初も4%を超える下落率となり、3000円を割り込む展開となりました。
株価の上方では、13週移動平均線が26週移動平均線を下回るデッドクロスとなり、当面は下落基調が続く13週移動平均線に戻りを抑えられる可能性が高くなった局面です。
13週移動平均線が下落基調から横ばい基調になる過程で、今の水準を保ちながら底値圏で値固めが進むかが焦点となります。
それは、週明けのような下落があった場合でも、直近安値(2,798円)を割り込まずに推移できるかが底固めにつながる大きなポイントになります。





