ポンドドルは、長期的には2007年11月の高値2.1161ドルを起点とする長期下落トレンドを形成しつつ、「三角保ち合い」を形成しています。
中期的には、下落トレンドの第3波動で2022年9月に1.0356ドルでまで下落した後の調整第4波動による上昇トレンドを、「ヘッド・アンド・ショルダー」で形成しつつあります。
「ヘッド・アンド・ショルダー」はネック・ラインを下抜けていないため未完成ですが、一目均衡表では、雲の上で推移しているものの、
1) 均衡表の逆転:転換線が基準線を下回っていること
2) 遅行スパンの逆転:遅行スパンが実線を下回っていること
などで、売りシグナルが優勢となっています。
【戦術(2026年6月2日週)】
ポンドドル売り:@1.3500ドル ⇒ ストップロス@1.3600ドル
ファンダメンタルズ分析でのポンドの材料は、以下の通りです。
・イングランド銀行金融政策委員会(MPC)の利上げ観測
・スタグフレーション懸念(原油価格上昇によるインフレ懸念と景気後退懸念)
・スターマー英首相の退陣の可能性・・政局混迷?
1) グレーター・マンチェスター地区の首長であるバーナム氏
2)Reform UKの候補者
・4月消費者物価指数(CPI):前年比+2.8%(3月+3.3%)
サービスCPI:前月比+3.2%(3月+4.5%)
ドルの材料は以下の通りです。
・イラン戦争の長期化は、米国のスタグフレーション懸念を高めます。
(※FOMCでの利上げ観測)
さらに、有事のドル買いからドル離れとなる可能性も高まります。
・イラン戦争が早期に終息した場合は、利下げ観測台頭の可能性
・トランプ米政権の11月の中間選挙での敗北懸念(レームダック懸念)
・プライベートクレジット(ノンバンク融資)問題は第2のサブプライム問題?





