やってはいけないこれだけの理由

第204回「財政政策が重要なのを知らずにやってはいけない?」

骨太ショック


6月30日に公表された高市政権の「骨太の方針」の原案以降、円安地合いが継続しています。

市場では、その内容を受けて「骨太ショック」との声も聞かれます。


この原案では、高市政権が目指す「強い経済」の実現には、適切な金融政策運営が「非常に重要」であると強調されていました。

さらに、「日本銀行法第4条」や政府・日銀の共同声明(2%の物価目標)の趣旨に沿って、政府と日銀が緊密に連携することを求めるなど、中央銀行への踏み込んだ表現が盛り込まれていました。

この内容を受け、市場では「高市政権が日銀に対し、利上げを急がず金融緩和を維持するよう政治的な圧力をかけている」との受け止めが広がりました。


もっとも、この点については、これまでも第117回「日銀には独立性がないことを知らないでやってはいけない」で指摘してきたように、日本銀行の独立性には以前から疑問が投げかけられていました。

また、高市氏自身も首相就任前から利上げに否定的な発言を繰り返しており、その意味では今回の内容自体に大きなサプライズはありません。

しかし、政府の公式な基本方針の中で中央銀行との連携をこれほど強く打ち出したことは異例であり、市場が金融政策への政治的関与を意識するには十分な内容だったと言えるでしょう。


こうした受け止めは、「日銀は利上げを進めにくくなる」との見方につながり、金利面から円売りを促す要因となっています。

ただ、それだけではありません。

中央銀行の独立性を重視する米国をはじめ、多くの先進国の投資家からみれば、日本の政治と日銀の距離感に対する疑念が強まる可能性があります。


通貨の信認は、金融政策の透明性や中央銀行の独立性に大きく左右されます。

そのため、海外投資家が日本への投資や円の保有に慎重な姿勢を強めることは、決して不自然な反応ではないでしょう。


日銀への圧力だけではない、もう1つの骨太ショック


今回の「骨太ショック」は、日銀への政治的圧力だけが問題ではありません。

もう一つ市場に衝撃を与えたのが、「財政健全化」という文言が削除されたことです。


2001年に小泉政権の下で「骨太の方針」が策定されて以来、「財政健全化」の文言が完全に削除されたのは今回が初めてとなります。

高市首相が政治的な師と仰ぐ安倍政権や、その後の岸田政権でも維持されてきた表現をあえて削除したことは、高市政権の政策スタンスを鮮明に示したものと言えるでしょう。


高市首相は従来から、「経済成長によって税収を増やし、その結果として財政を維持する」という考え方を「責任ある積極財政」と位置付けています

。そのため、財政健全化を前面に掲げるのではなく、まずは成長を優先する姿勢を明確にした形です。


しかし、市場は日本だけを特別扱いすることはありません。どの国であっても、財政規律が緩む兆候には極めて厳しい目を向けます。


これまで世界各国で、政治家が財政規律を軽視した結果、国債や通貨が市場から厳しい評価を受けた事例は数多くありました。

そのため、今回の方針転換に対して海外投資家が日本の財政運営に警戒感を強めることは、決して不自然な反応ではないでしょう。


英国の例を見れば分かる財政の重要性


財政政策が市場にどれほど大きな影響を与えるのかは、この4年間で英国が正反対の動きを経験したことを見ればよく分かります。


まず、2022年秋に発生した「トラスショック(Truss Shock)」では、財政規律を軽視した政策が引き金となり、市場が先進国の国債や通貨を容赦なく売り浴びせるという、歴史的な混乱が発生しました。


2022年9月23日、当時のトラス政権でクワーテング財務相は、歳出削減などの財源の裏付けがないまま、総額450億ポンド規模の大型減税策(ミニ・バジェット)を発表しました。

これを受け、市場では「英国財政の持続可能性が損なわれる」との懸念が急速に広がり、英国資産は「トリプル安(国債安・ポンド安・株安)」に見舞われました。


指標となる10年物英国国債利回りは、発表前の約3.5%から一時4.5%台まで急上昇しました。

さらに、金利変動の影響を受けやすい30年物国債利回りは、一時5%台まで急騰し、市場の動揺の大きさを物語りました。


また、英国財政への信認が急速に低下したことでポンド売りも加速し、ポンド/ドルは一時1.035ドル近辺まで下落しました。

これは1985年以来、約37年ぶりとなる歴史的な安値であり、市場が財政規律をいかに重視しているかを世界に示す象徴的な出来事となりました。



一方で、先週7月15日には、2022年の「トラスショック」とは正反対の反応が市場で見られました。

次期首相となるバーナム氏は、労働党内では左派(ソフトレフト)寄りに位置し、従来から積極的な政府投資を支持する立場として知られています。

当初、その右腕となる財務相の最有力候補と目されていたのが、エド・ミリバンド元党首(当時はエネルギー・気候変動相)でした。

ミリバンド氏は、脱炭素政策(ネットゼロ)の実現に向けて巨額の政府投資を推進する姿勢を鮮明にしていたことから、市場では「国債発行を大幅に増やし、財政規律が緩むのではないか」との警戒感が強まっていました。


しかし、2026年7月15日に英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)などが、「バーナム氏はミリバンド氏ではなく、シャバナ・マフムード現内相を財務相に起用する方針を固めた」と報じると、市場の見方は一変しました。

マフムード氏は労働党内でも中道・現実主義派とみられ、前スターマー政権が掲げていた厳格な財政規律を重視する路線(スターマー・リーブス路線)を引き継ぐ人物との評価が広がっています。


この報道を受け、市場では「英国の財政規律が維持される」との安心感から英国国債が買い戻されるとともに、ポンドも主要通貨に対して全面高となりました。

ポンドは、最も重要な通貨ペアであるユーロに対して昨年6月以来の高値まで上昇したほか、対円では2008年1月以来の水準まで買われました。


わずか4年の間に、英国市場は「財政規律が緩む」との懸念では国債と通貨を売り、「財政規律が維持される」との期待では国債と通貨を買うという、正反対の反応を示しました。

財政政策に対する市場の評価が、いかに厳格であるかを象徴する事例と言えるでしょう。


サッチャー支持者の運命はいかに?


高市首相とトラス元英首相には、一つの共通点があります。それは、二人ともマーガレット・サッチャー元英首相を強く敬愛していることです。


高市首相は、サッチャー元首相を「憧れの政治家」「目標とする政治家」と公言しており、その政治姿勢を強く意識していることで知られています。

一方、トラス元首相もサッチャー氏をロールモデルとしていました。

ファッションまで意識し、討論会ではサッチャー氏が愛用していた大きなリボン付きの白いブラウス(ボウタイブラウス)に酷似した服装で登壇したほか、ロシア訪問時にはサッチャー氏を彷彿とさせる丸い毛皮の帽子を着用するなど、その傾倒ぶりは広く知られていました。


しかし、高市首相とトラス元首相は、サッチャー元首相とは決定的に異なる点があります。

それは、財政政策です。


サッチャー元首相は財政健全化を最優先課題と位置付け、インフレ対策として歳出削減や増税などの痛みを伴う政策を先に実施しました。

その上で、経済の立て直しが進んだ後に減税へと舵を切っています。


一方、高市首相とトラス元首相は、積極財政を重視し、政府支出の拡大を志向しています。

特にトラス元首相は、財源の裏付けを欠いた大型減税策が市場の信認を失う結果となり、英国史上最短の在任期間で辞任に追い込まれました。


このように、財政政策は政治に大きな影響を与えるだけではありません。

市場の評価次第では、国債や通貨が大きく売買され、FX市場のトレンドを左右する重要な要因にもなります。


今後、「骨太の方針」で日銀に関する文言が修正されたとしても、それだけで円安圧力が解消されるとは限りません。

市場が日本の財政規律に疑念を抱き続ける限り、海外投資家を中心とした円売り圧力は残る可能性があります。

FX市場で取引する以上、金融政策だけでなく、財政政策に対する市場の評価にも目を向けることが重要でしょう。




この連載の一覧
第211回「インフレ率<米国の圧力、を知らずにやってはいけない?」
第210回「軍事介入による為替・債券介入を知らないでやってはいけない?」
第209回「マーチンゲール法の罠にはまってやってはいけない?」
第208回「中銀(政府)対市場、中銀が負けることもあるのを知らずにやってはいけない」
第207回「協調介入、なぜ単独ではないかを知らずにやってはいけない」
第206回「米トリプル安・・・再び起こる可能性を忘れずにやってはいけない」
第205回「対話ができない政治・・・市場にメッセージが伝わないことを覚悟しなくてはやってはいけない」
第204回「財政政策が重要なのを知らずにやってはいけない?」
第203回「輸入物価上昇の悪影響を感じるか否かを知らずにやってはいけない?」
第202回「1986年を振り返らずにやってはいけない?」
第201回「影の総裁・・・金融だけでなく為替政策も米国の許しを得ずにやってはいけない?」
第200回「静寂・・・黙ってディールができないならディールをやってはいけない」
第199回「インサイダー取引・・・利用せずにやってはいけない」
第198回「為替介入・・・ポジションの傾きを知らずにやってはいけない」
第197回「政権に左右される意思決定、首相・日銀総裁会談の裏を考えずにやってはいけない」
第196回「米国国内ガソリン価格を知らずにやってはいけない」
第195回「情報洪水時代・・・何を信じるかを決めずにやってはいけない」
第194回「政権VS中銀があるか否かを知らずにやってはいけない」
第193回「移り変わる市場を知らずにやってはいけない」
第192回「米国売りのリスクの可能性も考えずにやってはいけない」
第191回「高齢化する指導者・・・リスクの高まりを覚悟せずにやってはいけない」
第190回「FXも勉強せずにやってはいけない」
第189回「株と為替・・・相場の見方の違いを知らないでやってはいけない」
第188回「上がるはずだよ豪ドル・NZドル・・・NZの現状を知らないでやってはいけない」
第187回「トランプ大統領の5つの誤算・・・今後のイラン情勢を考えずにやってはいけない」
第186回「米国のイラン攻撃・・・今後のリスクを考えずにやってはいけない」
第185回「話すことと・話せることの違いを考えないでやってはいけない」
第184回「貿易収支でかつては動いたことを知らずにやってはいけない」
第183回「豪ドル相場は変動の多いインフレ率を知らずにやってはいけない」
第182回「2025年は何をやったら儲かったか・・・反省せずにやってはいけない」
第181回「さらばトランプ、脱米国進む中で日本はどう進むのかを考えずにやってはいけない」
第180回「トランプ関税のプランBを想像しないでやってはいけない」
第179回「日本の金融政策は政治次第ということを知らないでやってはいけない」
第178回「さらば雇用統計・・・経済指標の注目度に変化が起こるのを知らないでやってはいけない」
第177回「何気ない経済ニュースも実はFXに影響を与えていることを知らないでやってはいけない」
第176回「結局外圧が左右することを忘れずにやってはいけない」
第175回「素人からの脱出・・・最低限の努力をしないでやってはいけない」
第174回「今年の12月相場は異例ということを知らずにやってはいけない」
第173回「最高裁判決の動きを考えないでやってはいけない」
第172回「利上げでも円高になるのかを考えないでやってはいけない」
第171回「負の側面の円安をみないでやってはいけない・・・ランド円を見てみよう」
第170回「州知事選の意味を知らないで信じてやってはいけない」
第169回「日本の政治家の発言を信じてやってはいけない」
第168回「中国圧力ダメならロシアと交渉のループを考えないでやってはいけない」
第167回「政治相場となっていることを考えないでやってはいけない」
第166回「高市トレードがいつまで続くか判断せずにやってはいけない」
第165回「政府機関閉鎖・・・前回のFXの動きを知らないでやってはいけない」
第164回「ポジションの持ち方・・・ゴールポストを動かしてやってはいけない」
第163回「自民党総裁選・・・1年前と同じと思ってやってはいけない」
第162回「米インフレ指標をもう一度確認・・・どこが発表しているかを知らずにやってはいけない」
第161回「SCO首脳会談・・・米国の時代が終わったことを知らずにやってはいけない」
第160回「雇用統計を妄信してやってはいけない」
第159回「FRB人事を知らずにやってはいけない」
第158回「裸の王様となっていることを知らずにやってはいけない」
第157回「経済指標を信じてやってはいけない?」
第156回「これまでの常識が通じると思ってやってはいけない」
第155回「日米合意の茶番、『これまでにない』という言葉を信じてやってはいけない」
第154回「参議院選挙後の豹変を覚悟しないでやってはいけない」
第153回「チキンで良いときがあるのを知らないでやってはいけない」
第152回「本来の意味でのIMMポジション利用法を知らないでやってはいけない」
第151回「7月上旬…大きなリスクがあるのを知らないでやってはいけない」
第150回「輸入・輸出依存度の変化・・・代替国があるか否かを知らずにやってはいけない」
第149回「なぜウクライナ和平が米中協議に影響を与えりかを知らずにやってはいけない」
第148回「この後の6月の重要スケジュールを知らずにやってはいけない」
第147回「サプライズか否かを知らずにやってはいけない」
第146回「トランプ関税、これからの物価上昇を見ないでやってはいけない」
第146回「そのポジション7月まで我慢できますか?時間軸を無視してやってはいけない」
第145回「日本の政治家の会見を期待してやってはいけない」
第144回「小さな波に乗るために大きな波を逃してやってはいけない」
第143回「ドル売りと円買いが違うことを知らないで、やってはいけない」
第142回「米国の製造業回帰はあるのかを考えないでやってはいけない」
第141回「第2次プラザ合意はあるか?・・・万が一のリスクを考慮せずにやってはいけない」
第140回「反トランプが支持率回復・・・各国の政治状況を知らずにやってはいけない」
第139回「石破降ろし・・・FXも参議院選挙を考えないでやってはいけない」
第138回「4月上旬・・・重要な日程を知らずにやってはいけない」
第137回「ドル円の押し下げ介入のリスクを考えないでやってはいけない」
第136回「歴史は繰り返す・・・過去の歴史を知らずにやってはいけない」
第135回「なぜトランプ米大統領は停戦交渉を進めるか?・・・欧州圏の動向を考えずにやってはいけない」
第134回「2025年の10大リスク・・・すでに現実化、FXの動向も予想しないでやってはいけない」
第133回「米加墨通商摩擦・・・どこの国が得するかを考えないでやってはいけない」
第132回「リスク回避の動き・・・そろそろこれまでの常識通りにやってはいけない」
第131回「トランプ政権開始で一瞬先は分からず・・・8年前に倣ってやってはいけない」
第130回「日本の経済指標・・・真剣に読み解いてやってはいけない」
第129回「第2次トランプ政権・・・米国離れを考えないでやってはいけない」
第129回「順張り・逆張り?それぞれ何をやってはいけない?」
第128回「昨年1年は何をやったら儲かったか・・・反省せずに来年はやってはいけない」
第128回「短期・中長期のポジションについて・・・ポジションを混同してやってはいけない」
第127回「日銀総裁驚きの発言・・・総裁発言を信じてやってはいけない?」
第126回「第2次トランプ政権・・・脱米国になる可能性を無視してやってはいけない?」
第125回「何が市場を引っ張っているか分からないでやってはいけない」
第124回「12月の日銀政策決定会合・・・データを信じてやってはいけない?」
第123回「FXは専門家に任せてやってはいけない」
第122回「トランプ相場もアジア通貨の動きを見ないでやってはいけない」
第121回「第2次トランプ政権・・・Xを見ないでやってはいけない」
第120回「いよいよ大統領選挙・・・この通貨の動向を知らないでやってはいけない」
第119回「円買いの流れを一瞬で止めた石破政権・・・今後の政局を知らないでやってはいけない」
第118回「想定為替レートを知らないでやってはいけない」
第117回「日銀には独立性がないことを知らないでやってはいけない」
第116回「ダブル石破ショック・・・今月は政治に翻弄されることを知らないでやってはいけない」
第114回「ディーラーは変わり身が早いのを知らないでやってはいけない」
第113回「FRBの2大責務…今は何を重要視しているかを知らないでやってはいけない」
第112回「バイアスがかかった考えをもってやってはいけない」
第111回「円相場を見るならアジア通貨の動きを見ないでやってはいけない」
第110回「7・8月の相場を振り返る・・・この反省を生かさないでやってはいけない」
第109回「日銀の政策決定会合の結果発表時間がなぜ定まらないのか」
第108回「日銀のパラダイムシフト2…正副総裁が市場流動性を破壊」
第107回「日銀のパラダイムシフト…これまで通りの考えでやってはいけない」
第105回「スポーツ賭博もFXも②・・・嘘が常態化する人はやってはいけない」
第104回「自分が一番大事?・・・様々なことを勘繰らないでやってはいけない」
第103回「円安を本当に止める気があるのか・・・何が信用できるかを確かめないでやってはいけない」
第102回「クロス円をしっかり見ないでやってはいけない」
第101回「介入を過度に警戒してはいけない」
第100回「CPI後のFOMC、ドットプロントに織り込んだか吟味しないでやってはいけない」
第99回「南ア政局・・・これを知らないでランド取引はやってはいけない」
第98回「G7財務相・中央銀行総裁会議・・・結果を調べないでやってはいけない」
第97回「南ア総選挙、これを知らないでやってはいけない」
第96回「ラーメン3000円も高くない、自作自演の円安を知らないでやってはいけない」
第95回「利上げだけで円安が止まると思ってやってはいけない」
第94回「介入にも限界があることを知らないでやってはいけない」
第93回「スポーツ賭博もFXも①・・・バンプはやってはいけない」
第92回「毎回同じ理由で動くと思ってやってはいけない」
第91回「クロス通貨・・・どのように算出しているか知らないでやってはいけない」
第90回「FXの世界のギャンブル依存症・・・このような人はFXもやってはいけない」
第89回「カントリーリスク・・・混迷する世界情勢を知らないでやってはいけない?」
第88回「チャートポイントを信じますか?・・こんなチャート利用法はやってはいけない」
第87回「それって何の講演?・・・講演内容を知らないでやってはいけない」
第86回「タカ派ハト派を更新していますか?・・・最新の発言をアップデートしないでやってはいけない」
第84回「月のアノマリーはあるのか・・・その月の特徴を知らないでやってはいけない?」
第83回「中央銀行も変わる・・・マイナーチェンジを知らないでやってはいけない」
第82回「コンプライアンス・・・時代の移り変わりを知らずにやってはいけない」
第81回「こういう人はFXをやってはいけない③・・・利食えない人はやってはいけない」
第80回「こういう人はFXをやってはいけない②・・・損切りが遅い人はやってはいけない」
第79回「こういう人はFXをやってはいけない①・・・自分が正しいと思う人はやってはいけない」
第78回「なぜ年末は取引をやってはいけないのか・・・応当日の特殊事情」
第77回「今年1年は何をやったら儲かったか・・・反省せずに来年はやってはいけない」
第76回「昨年の値動きを忘れずにやってはいけない」
第75回「今年は今週でおしまい?・・・最後の2週間はやってはいけないこと」
第74回「実弾介入しか防げない・・・根強い円安基調でやってはいけないこと」
第73回「感謝祭相場・・・11月の特別事情を知らないでやっていけない」
第72回「要人発言を吟味しないでやってはいけないこと・・・介入は入らない?」
第71回「スイスフランの値動きを見ないで、やってはいけない」
第70回「10月の介入実績ゼロ、介入の噂だけを信じてやってはいけない」
第69回「下手な鉄砲は数撃っても当たるのか?・・・動かない相場の時は何をしてはいけないか」
第68回「中東紛争・・・過去とのFXの動きが違うことを考慮しなくてやってはいけない」
第67回「NZ総選挙を知らずにやるな・・・今日はNZドルに要注意」
第66回「米政治・次回は政府閉鎖も・・・FXも動く可能性あり」
第65回「月末は余裕がない人はやってはいけない」
第64回「ストライキ・・・舐めてはいけない経済への影響」
第63回「どうせなら格好よく言おう・・・こういえば通と思われる?」
第62回「NZ・10月総選挙・・・これを知らないでNZドルを取引してはいけない」
第61回「食料インフレ・・・国によって違うことを知らないでやってはいけない」
第60回「インフレ指標・・・これを知らずにやってはいけない」
第59回「夏枯れ相場でも手を出す3タイプのディーラー・・・やってはいけないのは?」
第58回「中銀は内容だけでなくスケジュールも異なる」
第57回「日銀?分からないときはやってはいけない・・・海外勢は理解不能」
第56回「ブラックアウト期間を知らないでやってはいけない…国によっても違う」
第54回「新聞を確かめずにやってはいけない」
第53回「スワップポイントを知らずにやってはいけない」
第52回「日銀の利上げ?・・・準備を怠らずにやってはいけない」
第51回「対ドル以外の取り引きを見ないでやってはいけない」
第50回「時間帯を知る②東京市場とは・・・これを知らずにやってはいけない」
第49回「時間帯を知る①月曜早朝取引・・・これを知らずにやってはいけない」
第48回「歴史は繰り返す・・・過去の動きを忘れてやってはいけない」
第47回「政治的な動きを知らなくてはやってはいけない」
第45回「経済指標での動きを50/50と思ってやってはいけない」
第46回「常に知識・情報をアップデートしないといけない」
第44回「銀行の融資状況を知らなくてFXをやってはいけない」
第43回「雇用・CPI等から、新たな視点に変えないでやってはいけない」
第42回「フェドウォッチを見ないでFXをやってはいけない・・・年末は95%利下げ予想」
第41回「高金利通貨は各国の状況を知らないとやってはいけない」
第40回「金融危機はまだ去っていない、最良のCEOの言葉を無視してはやってはいけない」
第39回「ドットプロットとフェドウォッチのずれを判断しないでやってはいけない」
第38回「若者こそFX取引を・・・その2、やってはいけないでなく、やってほしい」
第37回「銀行の救済問題、詳細を把握せず取引してはいけない」
第36回「若者こそFX取引を・・・その1、やってはいけないでなく、やってほしい」
第35回「肌感覚を大切にしないでやってはいけない」
第34回「タカ派・ハト派を知らずやってはいけない」
第33回「政治家の発言を吟味して取引しないといけない」
第32回「ポンドドル、ポンド円の取引をやってはいけない」
第31回「新たに注目される指標を無視してトレードをやってはいけない」
第30回「次の日銀総裁の意向を考えないで、やってはいけない」
第29回「他の市場の動きを無視して、やってはいけない」
第28回「中銀の独立性がない国の通貨はやって(買って)はいけない?」
第27回「昨年は何の通貨をやってはいけなかったか?」
第26回「提供されているヒントを無視することを、やってはいけない」
【やってはいけないこれだけの理由】第25回「重要イベント前にポジションを取ってはいけない」
【やってはいけないこれだけの理由】第24回「12月にトレードをやってはいけない」
【やってはいけないこれだけの理由】第23回「スケジュールを見ないで取引をやってはいけない…先週なぜ大きく動いたか」
【やってはいけないこれだけの理由】第22回「金利上昇=通貨買いをやってはいけない」
【やってはいけないこれだけの理由】第21回「FOMC…乗り遅れない!今年のメンバーはもう忘れよう」
【やってはいけないこれだけの理由】第20回「ファンダメンタルズには逆らうな」
【やってはいけないこれだけの理由】第19回「日本語を信じるな…翻訳ソフトで良いので原文を読む」
【やってはいけないこれだけの理由】第18回「サプライズ介入は成功するのか?」
【やってはいけないこれだけの理由】第17回「市場との対話、今回は大失敗?」
【やってはいけないこれだけの理由】第16回「アジア時間の欧州通貨の動きを捨てる」
【やってはいけないこれだけの理由】第15回「介入に備える…その4、中銀は負けが多い」
【やってはいけないこれだけの理由】第14回「日銀介入に備える…その3」
【やってはいけないこれだけの理由】第13回「日銀介入に備える…その2」
【やってはいけないこれだけの理由】第12回「日銀介入に備える…その1」
【やってはいけないこれだけの理由】第11回「FXだけで食べていく計画、その3…無料の情報を生かす」
【やってはいけないこれだけの理由】第10回「FXだけで食べていく計画、その2…高額の情報ベンダーと契約する必要はあるか?」
【やってはいけないこれだけの理由】第9回「FXだけで食べていく計画、その1…まずは金融機関と違うことを認識」
【やってはいけないこれだけの理由】第8回「儲けるために大事なこと…臆病者が勝つ」
【やってはいけないこれだけの理由】第7回「新聞は読むな?」
【やってはいけないこれだけの理由】第6回「FX詐欺でTKOされないために」
【やってはいけないこれだけの理由】第5回「どのFX指南役が信用できるか、その3」
【やってはいけないこれだけの理由】第4回「140.00円に売りなんて置いてはいけない!」
【やってはいけないこれだけの理由】第3回「どのFX指南役が信用できるか、その2」
【やってはいけないこれだけの理由】第2回「どのFX指南役が信用できるか、その1」
【やってはいけないこれだけの理由】第1回「ナンピンは魅力的。しかし・・・」

為替情報部 アナリスト

松井 隆

大学卒業後、1989年英系銀行入行。入行とともに為替資金部(ディーリングルーム)に配属。以後2012年まで、米系、英系銀行で20年以上にわたりインターバンクのスポット・ディーラーとして為替マーケットで活躍。ロンドン本店、アムステルダム、シンガポール、香港の各支店でもスポット・ディーラーとして活躍する。 銀行退職後は本邦総研、FX会社のコンサルティング、ビットコインのトレーディング等多岐にわたって活躍。 2017年にDZHフィナンシャルリサーチに入社。

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