特定の銘柄の値動きを1カ月間追いかけてみる「あの銘柄を買ってみた!」
今回は2025年11月に取り上げたソフトバンクグループの値動きを振り返ります。

1カ月で10%近い上昇
2025年12月26日の株価は1万7800円でした。11月26日の株価は1万6260円でしたので、値動きを見た1カ月では1540円の上昇となりました。
162万6000円が178万円となり、1540円×100株で15万4000円の利益(手数料・税金は考慮せず)、上昇率は9.5%となりました。
大幅な調整には一巡感
それではこの間の値動きを見ていきましょう
なお、ソフトバンクグループは1:4の株式分割を実施したことで見た目の水準が切り下がっています。チャートに関しては分割後のものとなっていますので、ここではどういった形状であったかを確認していただければと思います。

11月に入って株価が下り坂となりましたが、この月の月末には売り一巡感が出てきました。
12月前半には戻りを試しており、12月8日には1万9740円まで上昇しました。2万円の節目を前にしては押し戻されており、12月中旬には大きく水準を切り下げました。ただ、1万5540円まで下げたところでは切り返しています。
なお、12月26日が分割の権利を得る最終日でしたが、この直前では動意が乏しくなっており、水準が切り下がった後、2026年に入ってからの動きが良くなっています。
まだ底打ちとは言い難い
値動きを見た期間では10%近い上昇となりました。ただ、チャートを見ると調整一巡感が出てきたものの、底打ちしたかどうかは微妙と言えます。
下げ止まった後の戻りが12月8日の1万9740円で、分割後では4935円となります。直近安値が11月25日の1万5180円、分割後では3795円となりますので、ざっくり3800円~5000円レベルのレンジ相場に移行したような動きとなっています。分割前に2万円にあと一歩届かず失速していますので、5000円の節目を超えることができるかが目先の焦点となります。
分割直後も日々の振れ幅は大きめ
1:4の分割を実施した後の騰落率は以下のようになっています。

上げ下げありますが、2026年に入って1月5日や6日は大幅な上昇となっています。見た目の水準が切り下がっても日々の振れ幅が大きい状態が続くようであれば、株価水準も短期間で大きく変化する可能性があります。
分割を考慮した上での上場来の高値は、昨年10月29日につけた6923.8円となります。これを超えてくると上値が軽くなると考えられます。一方、4000円を割り込むようだと、上はせいぜい5000円との見方が強まります。
2025年は大きく水準を切り上げ、日本株の主役銘柄となりました。1:4の株式分割により、個人投資家にとってより手がけやすい銘柄となっています。分割直後に好発進したことは需給悪化に対する懸念を和らげます。このまま大崩れすることなく底打ちに対する期待を高めていくことができれば、2026年も相場の主役で居続けるでしょう。




