「イチオシ」内ではテクニカル分析を始めとしたトレードのアイディアを主に書いていますが、本コラムではその中で書けなかったことや、その後の振り返りなどに触れてゆきます。たまには番外編もあります。
さて、今回はポンド円です。
為替の難しいところは、その理由の一つに「どの通貨ペアを選ぶか」があるのではないでしょうか。
今回はポンドの弱さに着目したものの、対円と対ドルの下げは一様ではなかったというお話です。
皆様の参考になれば幸いです。
ポンド、売りやすい材料が散見
早速ですが、17日にこう書きました。
ポンド円、利下げ観測がくすぶる上にエプスタイン問題の飛び火で政権も不安定と、売りやすい材料がある中で日足チャートも重そうなので、210円をバックに現在レート208.10円のほか、208.80円や209.50円で少量売り。利確候補は206円台前半。
材料面を整理しますと・・・
●英中銀(BOE)の利下げ観測
●エプスタイン問題が原因でスターマー政権の中枢メンバーの辞任が相次ぎ、政局が不安定
・・・といったポンド売り材料が複数見られる状況でしたので、一度売ってみることにしました。
通貨ペアの選択は検討余地あり
その後、17日の英雇用統計が弱い内容となったことでBOEの3月利下げ観測が高まる中でポンド売りが強まるも、対円での下押しを207.24円に留めると、その後はこの日の安値を割り込むことなく推移。ドル円が155円台を回復して円売りが優勢となった事あり、19日に209.50円台まで切り返す場面が見られました。
もし、この時対ドルで売りを進めていたらどうなったかというと、17日に1.3496ドルまで下落後の戻りは1.36ドル手前に留まるなどポンド売りの流れが続いており、19日に1.3488ドルまで下押しています。こちらは、18日に発表された米経済指標を受けて米景気の底堅さが確認されたことでドルが買われていることもあります。
もっとも、ポンド円は210円をバックに戻りは売る方針でしたので、18日に208.80円の少量売り指値が成立。執筆時点では210円台には載せていないので、そのまま様子を見ることしたいと思います。

※Trading Viewより
振り返り
今回に限っては、ドル円が下げているのでポンド円を売ったのですが、まさか全般的にドル買いの流れになるのは予想が出来ず、ポンドドルを売る発想はありませんでした。ポンド自体が売られる展開をイメージするならば、少量でもよいのでポンドドルを売っておけばよかったかも・・・と思いました。
自信があるのでしたら、ポンドを対主要通貨で片っ端から売ってゆく手もありますが、それはまた別の機会に。
現在保有ポジション(執筆時点)
ポンド円売り 208.45円(平均コスト)
豪ドル円買い 108.60円



