「イチオシ」内ではテクニカル分析を始めとしたトレードのアイディアを主に書いていますが、本コラムではその中で書けなかったことや、その後の振り返りなどに触れてゆきます。たまには番外編もあります。
さて、今回もポンドドルです。
前回の続きになります。
Wボトムを見て買ったのはいいものの、相手は相場、一筋縄ではいきませんでした。
皆様の参考になれば幸いです。
買い成立後は小休止
前回の記事で、ポンドドルを1.3230ドルで新規買いしたことをお伝えしました。
もし前回の記事をまだご覧になっていない方は、先にご覧いただくことをおすすめします
※前回記事はこちら
まあ、相場の世界に限らず、思い通りいかないのはよくある事です。
今回は、新規買いポジションを持った後で、動きが止まってしまいました。
Wボトムのネックライン上抜け&ボリンジャーバンドのエクスパンション、加えて英財政懸念が後退という材料も出ていただけに、なんだかな~という気持ちになりました。
ポジションを持ってしまった以上は仕方ないので、ストップを分散して様子を見ることにしました。

※Trading Viewより
下押して片方のストップが成立
そうこうしている内に、ポンドドルは方向感を失う展開に。
浅めに設定していたストップの1.3190ドルが2日に成立してしまいました。
ただ、不幸中の幸いというか、残りのストップは日足の一目均衡表の転換線ということで、当初1.31ドル台半ばに設定していましが、こちらは成立せず。
3日に1.33ドル台まで上昇しています。
仮にストップを深くしてしまうと、実現損が大きくなるというデメリットがあります。
今回は上抜けで買っていったということや、11月は通算でマイナスになってしまって相場観がさえないということもあり、安全策でストップを分散するという選択をしました。
ここから先は・・・
相場を相手にしていると思い通りにいかないことも多々ありますが、3日に1.33ドル台に上昇しました。
当初予定していた半分のポジションになってしまいましたが。
そこですかさず、ストップを1.3290ドルに引き上げたのは言うまでもありません。
想定外の出来事が起きても良いよう、利益を守りつつ上昇についてゆくためです。

※Trading Viewより
現在保有ポジション(執筆時点)
ポンドドル買い 1.3230ドル少量



