「イチオシ」内ではテクニカル分析を始めとしたトレードのアイディアを主に書いていますが、本コラムではその中で書けなかったことや、その後の振り返りなどに触れてゆきます。たまには番外編もあります。
さて、今回はドル/スイスフランです。
日足チャート上にきれいな三角保合を見つけたので、「これは!」と思いエントリーしてみたものの・・・という話です。
皆様の参考になれば幸いです。
ドル/スイスフラン、三角保合を見て売ってみる
早速ですが、2月26日にこう書きました。
ドル/スイスフランは日足上で下落トレンド後に三角保合を形成。現在レート0.7752フランで売り、保合下限の0.76フラン半ばを下抜けたら売り増しも検討。カットラインは0.7785フラン。
テクニカル的には、保合はトレンドとトレンドの中間にできるものとされており、その直前のトレンドが保合を上下どちらに抜けるかヒントになるとされています。今回は下落トレンドの後の保合出現でしたので、下押しの動きの再開を想定して売ることにしました。
ちょうど、イラン情勢が緊迫化しており(その後の週末にイスラエルと米国はイランに攻撃)、有事のフラン買いも期待できるのでは?という淡い期待も、買いを誘いました。

※Trading Viewより
有事のフラン買いは一時的、その後は有事のドル買いが優勢に
ただ、想定外であったのは、有事のフラン買いが一時的であったことです。週末の2月28日に攻撃が開始されたことに反応して、週初はドル/スイスフランは下落でスタート。ただ、その後は有事のドル買いが勝る格好となり、ドル/スイスフランも例外ではなくドル買いに流れが傾きました。
万一の反発に備えて3日にこのように書きましたが、その日のうちにストップが成立して微益ながら利益確定となりました。
ドル/スイスフランは三角保合を形成しており、下限は本日0.7760フラン付近に位置。引けで下抜けたら少量売り増しも検討。ストップは転換線のやや上0.7730フランに変更して足が出ないようにする。

※Trading Viewより
フォーメーション通りにいかないこともあることは想定すべき
先ほど「今回の保合は下抜けに分がありそう」と書きましたが、必ずしもその通りに行くとは限りません。想定通りにいかない場合は常に想定すべきであり、例えば保合を上抜ける場合や、保合をブレイクしても直近の高安をブレイクできず横ばいトレンドに移行するような場合です。
こういう思い通りにいかないとき、値動きのせいにしてしまいそうですが、想定外の出来事が起きたとして、即座に「プランB」に移せるよう、事前に備えておきたいところです。
ちなみに、私は3日保合上抜けを見てドル/スイスフランは買いに転換してますが、それはまた別の機会で。

※Trading Viewより
現在保有ポジション(執筆時点)
ドル/スイスフラン買い少量 0.7808フラン
豪ドル円買い少量 110.40円



