「イチオシ」内ではテクニカル分析を始めとしたトレードのアイディアを主に書いていますが、本コラムではその中で書けなかったことや、その後の振り返りなどに触れてゆきます。たまには番外編もあります。
さて、今回はポンド円です。
売り時と思って入ってみたものの、前回の豪ドル円と違い、出口がさえなかった話です。
皆様の参考になれば幸いです。
上値重い中でポンド売り材料が出てきた
早速ですが、17日にこう書きました。
ポンド円は216円を前に伸び悩み。駐米大使任命問題がポンド相場に影を落とすようならば、210円前後からの上昇に対する調整が出ても不思議ではない。現在レート215.43円で売り、利確候補は転換線213.57円や21日線212.92円。損切りは216.10円。
ちょうど216円攻略に手こずる中でポンド売り材料が出たことで、下値を探るかという見立てでポンドを売ってみました。
この大使任命問題について、じつは身辺審査で不合格であったと伝えられています。もし、スターマー首相が不合格を知っていたとすれば問題であり、かといって知らなかったとすれば首相の統率力に問題があると見られてしまうという、どっちに転んでも首相にとってマイナスの問題でした。
ちなみに、後日スターマー首相は「知らなかった」と言って激怒していたことが伝わっていますが、今後も尾を引きそうな問題となりそうです。
見立て通り上昇したので「出口」に備える
さて、トレードに話を戻しますと、売った直後は下押したものの、下げ幅は今一つとなりました。いつもお伝えしてますが、トレードにおいて重要なことは、「出口」です。FXは基本的に差金売買の世界であり、買ったものは売る、売ったものは買い直すという一連の動作を念頭において取引する必要があります。
今回も予想外の動きに備える点で、20日にストップを215.10円に変更しておきました。これが、その後の反発から身を守ることとなり、21日にストップが成立。ただ、売値より下での決済だったため、微益ながらプラスで終えました。相場はその後再び上値をうかがう展開に戻り、29日に216円台に乗せる場面が見られました。今回も、ストップが機能して難を逃れたといえるでしょう。
なお、30日に大陰線を付ける急落となっていますが、あれは狙って取れるものではありません。本邦金融当局による円買い警戒感が高まる中、ドル円が急落した影響を受けたものであるため、巻き込まれなかっただけも良しとしたいところです。

※Trading Viewより
相性の悪さ!? どこかで見た光景
ポンドを売ったけどその後は冴えない展開・・・は過去にもありました。
例えば、この回です。
今年にはいり、ポンド円はどうもロジックで割り切れない「相性」に阻まれ続けているように感じます。
そういうときは、この通貨ペアを相手にしないのも一案です。
ただ、今後なにか流れが変わればタイミングが合うことも考えられますので、隙あらば無理のない範囲でトレードタイミングを探ってゆきたいと思います。
現在保有ポジション(執筆時点)
ユーロドル買い少量 1.1725ドル





