株主優待を使って外食を楽しむなら「ガスト」と「ロイホ」どちらを選びますか?今回は、ガストでおなじみの「すかいらーく」とロイヤルホストを展開する「ロイヤルホールディングス」について、株価や配当、株主優待とその使い方まで詳しくご紹介します。
すかいらーくホールディングス(3197)
すかいらーくホールディングス(以下、すかいらーく)は、ガストやバーミヤン、しゃぶ葉など多ブランドのレストランを運営する企業です。また、施設内飲食店や洋菓子・惣菜専門店の運営、商品開発、食材の物流、店舗清掃など、食に関する様々な事業を展開しています。
株価上昇の理由は?
2026年5月時点の株価は約2900円です。2023年に約1500円だった株価は、2025年には約3700円まで上昇しました。株価が上昇した理由としては、コロナ禍で自粛傾向にあった外食需要の回復や、配膳ロボットやセルフレジ導入などのコスト改善により業績が増収・増益となったことが考えられます。
株主優待と使い方
すかいらーくの株主優待は、毎年6月末と12月末の権利確定日に、100株以上の株式を保有する株主に対して、保有株数に応じて贈呈されます。贈呈される株主優待の内容は、一部店舗を除く、すかいらーくグループが運営する各店舗で利用できる電子チケットです。
株主優待の電子チケットは、紙とスマートフォンどちらでも利用可能です。使い方は、紙に記載のバーコードもしくは、スマートフォンで電子チケットを取得後に表示されるバーコードをレジで読み取ります。
電子チケットは1円単位で利用でき、1つの優待券をシェアすることや、残高を他人にプレゼントすることも可能です。保有株数に応じて贈呈される株主優待の内容は、下記の一覧表をご確認ください。

株主優待はいつ届く?有効期限は?
6月末権利確定分の株主優待は、9月中旬頃に発送され、有効期限は翌年の9月末までです。12月末権利確定日分の株主優待は、3月中旬頃に発送され、有効期限は翌年の3月末までで、どちらも有効期限は株主優待到着から約1年間となっています。
配当金は3期連続増配
2026年度の配当金は、6月末の中間配当で10円、12月末の期末配当で16円の、年間1株当たり26円となる予想です。2022年度は無配当でしたが、2023年度は7円、2024年度は18.5円、2025年度は22円と、業績回復に伴い配当金も増配しています。
すかいらーくの利回り
1株2900円で100株購入した場合、投資金額は29万円です。配当金は2600円なので、配当利回りは約0.9%になります。また、株主優待として年間4000円相当の電子チケットが贈呈されるため、優待利回りは約1.4%、配当と優待を合わせた利回りは約2.3%です。
保有株数に応じた、配当と優待を合わせた利回りの一覧は、下記の表をご参考ください。

ロイヤルホールディングス(8179)
ロイヤルホールディングスは、ロイヤルホストやてんやなど高品質を重視したレストランを運営する企業です。また、空港内の飲食店運営やJALの機内食事業、リッチモンドホテルの運営、食品製造、物流など、多岐にわたる事業を展開しています。
株価の推移は安定傾向
2026年5月時点の株価は約1300円です。2012年まで約500円だった株価は、2017年に約1600円まで上昇しました。2020年に新型コロナの影響で約700円まで下落するものの、2023年には約1400円まで回復し、その後は約1400円前後で安定して推移しています。
株主優待が使える店舗
ロイヤルホールディングスの株主優待は、毎年6月末と12月末の権利確定日に、200株以上の株式を保有する株主に対して、保有株数に応じて贈呈されます。贈呈される株主優待の内容は、一部店舗を除く、ロイヤルグループが運営する各店舗で利用できる優待券です。
優待券が使える店舗は、ロイヤルホールディングスのホームページで店舗検索した際に「株主優待券マーク」が付いています。 飲食代の他、テイクアウトやホテルの宿泊代金にも利用できますが、オンラインサイトでの決済や予約商品など、一部利用できない商品もあるため注意が必要です。
保有株数に応じて贈呈される株主優待の内容は、下記の一覧表をご確認ください。

株主優待はいつ届く?有効期限は?
6月末権利確定分の株主優待は、9月中旬頃に発送され、有効期限は翌年の9月末までです。12月末権利確定日分の株主優待は、3月下旬頃に発送され、有効期限は翌年の3月末までで、どちらも有効期限は株主優待到着から約1年間となっています。
配当金は維持予想
2026年度の配当金は、12月末の期末配当で年間1株当たり17.5円となる予想です。6月末の中間配当はありません。この金額は昨年度と同じ金額を維持しており、2020年度は無配当、2021年度は2.5円、2022年度は5円、2023年度は10円、2024年度は16円とコロナ禍以降は増配が続いていました。
ロイヤルホールディングスの利回り
1株1300円で200株購入した場合、投資金額は26万円です。配当金は3500円なので、配当利回りは約1.3%になります。また、株主優待として年間1000円相当の商品券が贈呈されるため、優待利回りは約0.4%、配当と優待を合わせた利回りは約1.7%です。
保有株数に応じた、配当と優待を合わせた利回りの一覧は、下記の表をご参考ください。

まとめ
すかいらーくとロイヤルホールディングスは、どちらも高配当銘柄というほどの利回りではありません。
しかし、すかいらーくは「ガスト」をはじめとした人気のファミレスを多数運営しており利用できる店舗が多いのが魅力です。一方、ロイヤルホールディングスは高級志向の飲食店やホテルで利用でき、株主優待で非日常感をお得に楽しめる点が支持されています。
外食をもっとお得に楽しみたい方は、日常でよく利用する店舗に合わせて投資を検討してみてはいかがでしょうか。




