週明けの日経平均は3日続落
週明けの日経平均は3日続落。米国株安や円高進行を受けて、寄り付きから500円を超える下落となりました。序盤は下を試す流れとなり、下げ幅を800円超に広げる場面がありました。一方、10日線付近を支持に前場後半からは下げ幅を縮小。後場は狭いレンジでもみ合いながらも、終盤にかけて再び下げ幅を縮小する動きとなりました。新興銘柄の動きが良く、グロース250指数が2%近い上昇となりました。
東証プライム市場の売買代金は概算で5兆8,700億円。値上がり銘柄数571に対し、値下がり979銘柄と、値下がり優位の展開でした。業種別では、食料品、小売、水産・農林などが上昇した一方、ゴム製品、精密機器、輸送用機器などが下落しました。
個別では、与野党双方から食料品の消費税減税が衆院選の公約に盛り込まれるといった話が出てきたことから、イオン(8267)、神戸物産(3038)など食品スーパーを展開する企業の株価が軒並み急伸。味の素(2802)や山崎製パン(2212)など関連銘柄が堅調に推移しました。また、地政学リスクが高まる中、三菱重工(7011)や川崎重工(7012)など防衛株が買いを集めました。一方、円高進行を嫌気して、トヨタ自動車(7203)など自動車株が軒並み安となりました。住友ファーマ(4506)が商いを伴って2桁の下落率。トランプ米大統領がグリーンランドの取得に反対する欧州8カ国に追加関税を課す意向を示したことから、DMG森精機(6141)やマキタ(6586)など欧州市場に強みを持つ銘柄が警戒売りに押されました。
週足でみる山崎製パンの株価推移
図表は、山崎製パン(2212)の2023年12月頃からの週足のローソク足に加え、13週・26週・52週移動平均線を挿入したチャートです。
下位は、売られ過ぎや買われ過ぎ、勢いなどをみるオシレータ系指標で代表的な相対力指数のRSI(9週ベース)の推移です。

大局的な動きとしては、2024年2月高値(4,133円)からの値幅調整が2024年8月の急落後につけた安値(2,532円)で一服し、その後は日柄調整へと移っていきました。値幅調整の過程では、13週移動平均線や26週移動平均線、52週移動平均線などの短期線や中長期線を下回る展開となりました。
2025年2月安値(2,460円)からの強い上昇相場では、4月の長い陽線によって上記の短期線や中長期線をすべて上回り、その後は26週移動平均線や52週移動平均線をサポートにもみ合い基調にあることが確認できます。
52週移動平均線は2025年8月頃から上向き基調に転じ、12月後半には13週移動平均線や26週移動平均線も上向き基調に変化しています。
そんな状況にある中、週明けは大幅高となり、2024年3月高値(4,120円)から形成される抵抗線①を上回る動きとなりました。もみ合い相場の上限を形成する節目を上回ったことにもなり、もみ合い上放れに期待が高まる動きです。
次に、2024年8月急落時に形成した長い陰線の高値(3,730円)の抵抗線②を上回る動きになる場合、2025年2月安値からの上昇相場に一段と拍車がかかることが予想され、2024年2月高値更新の可能性が高まることになるでしょう。



