「イチオシ」内ではテクニカル分析を始めとしたトレードのアイディアを主に書いていますが、本コラムではその中で書けなかったことや、その後の振り返りなどに触れてゆきます。たまには番外編もあります。
さて、今回も豪ドル/ドルです。
日米の金融政策発表やイラン情勢を眺めつつ、方向感に乏しい展開が続いたこともあり、なかなか手が出しづらい展開でした。
既に保有しているポジションを抱え、相場が動き出すのを待つこととなりました。
皆様の参考になれば幸いです。
日米のビッグイベント通過するも、ドル円は気乗りしない
冒頭でもふれましたが、今週は日米で金融政策が発表されました。簡単に振り返りますと、日銀は市場予想通り0.25%の利上げとなりましたが、声明で追加利上げ期待が後退するという、ハト派的な内容に。他方、米連邦公開市場委員会(FOMC)では金利が据え置かれるも、ドットチャートでは年内1回の利上げが示されるなど「タカ派的」と受け止められました。
これだけ見ると円安・ドル高に傾きそうなのですが、18日20時前後の時点での高値は161円手前までに留まり、4月30日に付けた年初来高値160.72円を更新するもわずかとなっています。
こうした材料が出ているにもかかわらず値動きが鈍い時は、個人的には注意すべき局面と見ています。ここから先は、材料に促されて上値を試すのか、それとも何かしら別の材料が出て4月30日の介入後のじり高局面に変調が入るのか、見極めたいところです。この局面でドル円を売買するのはどうも気乗りがしないため、わかりやすい局面が来るまで無理に売買しないことにします。
豪ドル/ドルの売りを持って迎えるFOMC
さて、豪ドル/ドルについては、FOMCの前週に下落期待で売りから入っております。
(その時の記事はこちら)
その間の上昇で、戻り狙いの売りが相次いでヒット。15日にこう書きました。
豪ドル/ドル、先週末から本日にかけて0.7056ドルと0.7078ドルの指値成立。平均コストは約0.7045ドルに。ストップは、転換線は下がったものの0.71ドル超えの方針変わらず。利確候補は200日線がある0.68ドル台半ば。
当初は短期調整狙いで売りから入りましたが、利確候補・損切り水準どちらにも達しなかったため、今回はポジションを持ったままFOMCを迎えることにしました。
その理由ですが、足もとで米国内でもインフレとなっていることや、直近の雇用統計が強めの数字となったことで、市場では「次の一手は利上げ」との見方が浮上していたことが挙げられます。既にストップ水準を決めておいたことで、ずるずると損失が拡大する事態は避けれそうとの見方も、持ち越しにしようと思った理由です。
今回はポジションを持ったままFOMCを迎えましたが、もし不安に思うのであれば、ポジションを軽くする、もしかは片づけが方がよいでしょう。リスク回避の視点でも、ビッグイベント前に不要のリスクを取るのは・・というのもあります。
ここから先ですが、執筆時点ではドル高の流れになりつつありますが、11日安値0.6979ドルを割り込めないようですと、週足の上昇トレンドの強さを確認することとなってしまう恐れもありますので、その場合は無理せずに対応したいと思います。

※Trading Viewより
現在保有ポジション(執筆時点)
豪ドル/ドル売り 平均0.7045ドル
ユーロドル売り少量 1.1515ドル





