中国株に投資する上で欠かせない中国上場企業のハンドブック「中国株二季報」の最新号となる2026年夏秋号が7月17日に発売となります。「中国株二季報」は毎年、7月と12月に発売され、今回は7月発売の夏秋号となります。創刊が2001年で今回が通算で50号の記念号。中国株投資のバイブルとして、四半世紀にわたり中国株投資家を応援し続けています。今回は2026年夏秋号の見どころを解説します。
▼参考
今回の2026年夏秋号は創刊50号の記念号です。最初の1号目が発売されたのは2001年7月だったので、今回が何と25周年の記念号となります。まずは25年間、四半世紀の長きにわたり、支えてくださった読者の方々に感謝を申し上げたいと思います。
2001年の創刊号は「中華圏企業ハンドブック」というタイトルでした。当時は中国・香港企業だけでなく、台湾に上場する銘柄も取り扱っており、中国は上海と深センのB株が100銘柄、香港と台湾が各100銘柄の合計300銘柄を掲載していました。その後、取り扱い銘柄を中国・香港だけに絞り、2003年夏秋号から書籍タイトルを「中国株二季報」に変更。今回発売となる2026年夏秋号で通算50号を迎えることができました。

25年間の中国・香港市場の歴史を振り返る
この25年間に中国株を巡ってはさまざまな出来事がありました。中国は2001年の世界貿易機関(WTO)加盟で勢いをつけると、「世界の工場」として2003-07年にかけて10%を超える経済成長率を実現。2008年には北京夏季五輪も開催し、中国の勢いは絶頂期を迎えます。2008年のリーマンショックで大打撃を受けますが、4兆元規模の景気刺激策を打ち出し、「世界経済の救世主」として世界経済の回復に貢献しました。
2012年には習近平氏が共産党総書記に就任。「一帯一路」構想を打ち出すなど国際的な影響力を高め、世界の大国として成長しましたが、近年は米国との対立が深刻化しています。今回の2026年夏秋号では、中国株二季報とともに歩んだ25年間の主な出来事をチャートとともに振り返っています。

米中業界マップでは注目の「量子コンピューター」などをピックアップ
巻頭特集では中国株の全体の状況が俯瞰(ふかん)できるよう、「業界マップ」と「業界天気」を掲載し、各業界の足元の動向、見通しなどについて紹介しています。毎回、違った切り口で業界を取り上げており、今回の「業界マップ」では、注目度の高い「量子コンピューター」をはじめ、「サイバーセキュリティー」「証券」「航空」の各業界を取り上げています。中国企業だけでなく、米国企業も含めた業界マップとなっているので、グローバルな位置付けが把握しやすいように工夫しています。

業界天気では、主要14セクターの現状と展望を簡潔にまとめ、「晴れ」「薄日」「曇り」「小雨」「大雨」の5つの天気マークを付け、各セクターの主要銘柄も紹介しています。また、各業界に踏み込んで紹介した業界天気レポートでは、「ハードウエア」「電力」「産金」「自動車」の4業界のレポートを掲載。爆発的なAIブームでデータセンターなど計算インフラへの需要が高まる中、特に「ハードウエア」や「電力」はホットな投資テーマの一つとなっています。天気マークをチェックすることで、業界の状況を簡単に把握することができるようになっています。
新規追加銘柄にも注目、新規上場や新規掲載9銘柄を追加
2026年夏秋号では新規上場や新規掲載で新たに9銘柄を追加しました。どのような顔ぶれか紹介すると、新規上場は、AI開発のミニマックス(00100)と北京智譜華章科技(02513)、工業製品のECプロバイダーの京東工業(07618)、本土市場から香港市場への重複上場を果たした寧波均勝電子(00699)、三一重工(06031)、豪威集成電路(00501)の計6銘柄。AI銘柄として話題を集めるミニマックスと北京智譜華章科技の2銘柄は、赤字ながら早くもハンセンテック指数の構成銘柄に採用されています。
新規掲載はハンセン指数構成銘柄に採用された製薬会社の信達生物製薬(01801)とゴールドジュエリーの老舗黄金(06181)、そしてロボット開発の深セン市優必選科技(09880)の3銘柄。いずれも注目度が高く、今後の成長が期待される銘柄ばかりです。

「中国株二季報」の2026年夏秋号では中国・香港上場の774銘柄を紹介。巻末付録では、スクリーニングやランキング、香港上場銘柄の業績一覧、初心者向け中国株Q&Aなど盛りだくさんの内容になっています。ぜひ手に取って、中国株投資の扉を開いてみてください。
▼中国株二季報2026年夏秋号はこちらからご注文が可能です




