「イチオシ」内ではテクニカル分析を始めとしたトレードのアイディアを主に書いていますが、本コラムではその中で書けなかったことや、その後の振り返りなどに触れてゆきます。たまには番外編もあります。
さて、今回はドル円です。
前回お伝えした、ドル円買いポジションの後日談です。
※その時の記事はこちら。
まだご覧になっていない方は、先にご覧いただくとこの後の話がスムーズに伝わると思います。
皆様の参考になれば幸いです。
指値は相次いで成立するも、どうも気がかり
まずは、12日の取引終了後に書いた記事を今一度振り返りたいと思います。
ドル円、昨日米CPI後の下押しも限定となり、高値圏で引けた。基準線159.61円を超えると161円台半ばの雲上限が視野に入りそう。現在レート159.47円のほか、雲下限158.94円や昨日安値158.60円、200日線158.19円で少量買い下がり。カットは158円割れ。
この時、158.94円や昨日安値158.60円で買い増しと書きましたが、7日の下押しで相次いで指値が成立すると、その後は159円台半ばに位置する日足・一目均衡表の基準線をにらんだ展開となりました。
このまま基準線を越えてゆけばよかったのですが、どうにも値動きに重さが感じられました。
ファンダメンタルズ面からも気になる材料が
気がかりとなったのは、値動きだけではありません。米長期金利の上昇も気になりました。
通常、米長期金利が上昇する場面ではドルを押し上げる要因とされますが、足元の金利上昇が米国の債務増加を懸念しているとすれば、話は別です。米国売りでの金利低下・ドル売りの様相を帯びてくるためです。
いつもの「あれ」に救われる
気がかり材料が出る中、相場の頭打ち感が漂っていましたが、平均コスト159.00円付近からはそれなりに距離が採れていたので、やることは一つ、いつものあれです。ストップの水準を159.25円に引き上げ、足が出ないようにしました。
18日にこう書きました
ドル円、日足・一目均衡表の基準線159.61円を上抜き、21日線160.32円や雲の上限161.41円が視野に。ただし、日米の長期金利上昇は気がかりなので、ストップは159.25円に変更して足が出ないようにしつつ、随時タイト目に見直したい。
結果的に19日の欧州序盤でストップが成立、微益ながら利益は残す形でクローズしました。

※Trading Viewより
余談:米財務省の国債買い入れ倍増報道でドル急落
今回、ストップがついて幸運だった思ったのは、その日のNY序盤に米財務省の報道で米長期金利が急落すると共にドル売りが優勢となり、ドル円は158円台前半まで急落したことです。ストップを引き上げておいてよかったと思いました。
現在保有ポジション(執筆時点)
トルコリラ円 3.37円買い
ランド円 9.68円買い



