先週末の日経平均は反落
先週末の日経平均は反落。前日の米国株は上昇しましたが、寄り付きは600円を超える下落となりました。一方、下げ幅を拡大する動きはなく、方向感に欠ける動きが続きました。後場に入ると米9月雇用統計を前に動意が乏しくなり、寄り付き(68,313円)に近い水準で取引を終えました。
東証プライム市場の売買代金は概算で8兆2900億円。値上がり銘柄数215に対し、値下がり1306銘柄と、値下がりが優位の展開でした。業種別では、非鉄金属、鉱業、石油・石炭などが上昇した一方、証券・商品先物、不動産、その他金融などが下落しました。
個別では、傘下の青森みちのく銀行が、岩手銀行(8345)、秋田銀行(8343)と経営統合するとの観測が報じられたプロクレアホールディングス(7384)が急伸。米コーニング株の大幅高を追い風に古河電工(5801)やフジクラ(5803)など電線株が買いを集めました。証券会社が投資判断を引き上げたMonotaRO(3064)が大幅上昇となりました。一方、上期が営業減益となった西松屋チェーン(7545)が売りに押されました。三井不動産(8801)や三菱地所(8802)など不動産株が軟調。証券株に大きく売られる銘柄が目立ちました。
週足でみるMonotaROの株価推移
図表は、MonotaRO(3064)の2023年8月頃からの週足のローソク足に加え、13週・26週・52週移動平均線です。
下位は、売られ過ぎや買われ過ぎなどをみるオシレータ系指標で代表的な相対力指数のRSI(9週ベース)の推移です。

大局的な見方では、2023年10月安値(1,146.5円)から2025年5月高値(3,128円)までの上昇相場に対して、二段下げの大きな調整が一巡した局面にあります。
今年4月安値(1,684.5円)からは勢いはないものの、下値を次第に切り上げる動きが確認できます。
RSI(9週ベース)の動きをみると、今年4月安値からの初動の反発局面において、50%水準を大幅に上回る強気シグナルが伴っていました。その後は一時的な減速をこなしながらも50%超の水準を維持しているのが確認できます。
今年7月高値(2,131.5円)までの反発局面では、2025年5月高値を起点に2025年12月高値(2,537.5円)を通る下降トレンドラインを上回る展開となりました。しかし、下落基調にあった52週移動平均線に上値を抑えられ、長い上ヒゲを形成して下降トレンドラインよりも下に押し戻される場面がありました。
一方、それでも直前の安値を下回ることなく、再び上昇基調となり、先週は52週移動平均線を上回って終えました。
今週から短期的にはRSI(9週ベース)は上昇しやすいタイミングになってくることもあり、株価は7月の長い上ヒゲ高値(2,131.5円)を上回れるかが焦点となります。
7月の長い上ヒゲ高値を上回ることができれば、2025年12月高値(2,537.5円)が次の上値目標となり、13週移動平均線が52週移動平均線を下から上回るゴールデンクロスにつながる展開が予想されます。



