「イチオシ」内ではテクニカル分析を始めとしたトレードのアイディアを主に書いていますが、本コラムではその中で書けなかったことや、その後の振り返りなどに触れてゆきます。たまには番外編もあります。
さて、今回はユーロドルとドルスイスフランの2つです。
とはいって、大もとは「ドルをどうするか」の視点での選択の結果ですので、実質ひとつといっても差し支えないでしょう。
皆様の参考になれば幸いです。
ドルを買う一方で、どの通貨を売るか
早速ですが、5日にこう書きました。
仏政局が不安定になる一方、ドルは底堅そうなので、1.1200ドルでユーロドル成行売り。本日高値のやや上1.1280ドルで損切り、利確候補は1.10ドル台。 ドルスイスフランは0.8312フランで成行買い、損切りは0.8270フラン。
ドルは年内利上げが保たれるなど、売りか買いの2択では「買い」となりそうな状況でした。そうしたなか、通貨ペアなので、どれかを売らなければなりません。とはいえ、介入警戒感が根強い中では「円」を売ろうとは、なかなかなりません。
それよりも、ちょうど仏財政不安を背景に仏独利回り格差(スプレッド)が拡大するなど、ユーロが売りやすく見えたので、ユーロドルを売ることにしました。
また、スイスフランについては、年内は金利の据え置きが見込まれている状況であり、積極的にフランを買う状況でもないという点がありました。また、チャート上でも前週の段階で基準線を前に底堅く推移して持ち直したこともあり、対ドルでスイスフランも売ってみることにしました。ちなみに、ポンドについては来年春までに3回の利上げが見込まれていることもあり、金融政策の方向性という点では売りづらそうに見えたので、選択肢から外しています。

※Trading Viewより
ユーロドル、ストップはぎりぎり回避
その後、ユーロドルはショートカバーが入りやや値を戻しましたが、6日の1.1277ドルまでと、ストップの水準1.1280ドルはぎりぎり回避。下向きの流れの強さがうかがえます。その後は再び1.11ドル台後半での足踏みが続いています。ただ、1.11ドル台に入ると下げの勢いが弱まっているようにも感じますので、当初の1.10ドル台で利益確定したいとの希望は持ちつつ、状況によっては方針転換で決済することも含め、柔軟に構えたいところです。
スイスフランについては、1日に付けた年初来高値0.8383フランを巡る攻防に注目しつつ、ストップは0.8270フランにセットして様子見となっています。

※Trading Viewより
現在保有ポジション(執筆時点)
ユーロドル 1.1200ドル売り
ドルスイスフラン 0.8312フラン買い
トルコリラ円 3.37円買い
ランド円 9.58円買い



