「イチオシ」内ではテクニカル分析を始めとしたトレードのアイディアを主に書いていますが、本コラムではその中で書けなかったことや、その後の振り返りなどに触れてゆきます。たまには番外編もあります。
さて、今回はユーロドルです。
チャーとは時として、きれいな形を見せることがあります。
日々の値動きが多数の市場参加者が右往左往した結果出来上がっていることを考えると、人為的とはいえ人為的ではなくも感じられ、不思議な感覚を覚えます。
そうしたなか、ユーロドルで興味深いチャート形状を見つけたので取り上げたいと思います。
皆様の参考になれば幸いです。
ユーロドル、移動平均はみごとにGC失敗
ユーロドルの日足チャートですが、ちょうど、5日線と21日線のゴールデンクロス(GC)形成に失敗する場面を見ました。下落トレンドでこのような形となる場合は下方向の動き継続と解されるところです。人々が黄金比や無駄のない造形美に惹かれるように、個人的には美しいチャートを見つけるとうれしく思う時があります。
さて、個人的には、1.1200ドルで少量売ったユーロドルが、1.11ドルを割り込んで一段安に向かうかと思いました。
どうも風向きが怪しい
しかし、「おや?」と思ったのはその後です。29日の欧州中銀(ECB)理事会後にユーロドルは1.1105ドルまで下落したものの、1.11ドルの大台を前に下げ渋る動きに。ラガルドECB総裁会見後もじり高で推移すると、NY序盤に1.1174ドルまで買い戻されています。あわせて、ユーロスイスフランの少量売りもその時に買い戻しました。
次の動きにつながるか注目
ここで気になったのは、16日高値1.1269ドルの存在です。もしこの水準を上抜けるようですと、やや形は悪いですが短期Wボトムの可能性が浮上して流れが上向きに傾く可能性があります。その時は買いでついてゆきたいと思います。

※Trading Viewより
現在保有ポジション(執筆時点)
トルコリラ円 3.37円買い
ランド円 9.58円買い



