「イチオシ」内ではテクニカル分析を始めとしたトレードのアイディアを主に書いていますが、本コラムではその中で書けなかったことや、その後の振り返りなどに触れてゆきます。たまには番外編もあります。
前回に続き、今回もユーロドルの買い場探しの話です。
先走って買いたい気持ちをおさえ、あえて待つことにします。
皆様の参考になれば幸いです。
ユーロドル、Wボトムの芽が出る
前回の記事で、ユーロドルは形の悪いWボトムの可能性があると最後に少し触れました。
※その時の記事はこちら
Wボトムについて、本来は①一番底を付ける、②その後に戻り高値を付け、③その後の下押し(二番底)は①の一番底を割らずに②の戻り高値を超えてゆくのが、きれいな形とされています。
今回は二番底が一番底より下にあるため、本来でしたら下落トレンド継続と解されるところではあります。しかし、差は10ポイント弱と肌感覚的には誤差の範囲内といえそうな距離ですので、形は悪いもののWボトム形成の可能性はあると解釈しました。

※Trading Viewより
買いたい・・・気持ちを抑える
もし上昇するのであれば、人より先んじて買いたいと思うのは常です。日足を見ると、Wボトムが出現間近、移動平均は短期ゴールデンクロスが出現、ボリンジャーバンド+2σにタッチして今にも押し上げる(エクスパンション)しそうな雰囲気です。しかし、Wボトムのネックラインに相当する個所を引けで上値いておらず、執筆時点(5日夜)ではまだ買っていません。上影では上抜ける場面もありましたが、その勢いを引けまで保てないところに、一抹の不安を感じます。
あとは、買い材料についてもやや気がかりです。足もとのユーロ高は、先月に格付け会社がフランスの格付けを据え置いた(一部で格下げ懸念があった)ことや、欧州中銀(ECB)の年内利上げ期待が保たれている、といったところでしょうか。強い買い材料とは言いづらいところでしょうか。
静観の構え
ここまできたら、慌てて買っても仕方ありません。ダマシを回避する可能性を高めるという点でも、しっかりネックラインを上抜けたのを確認して買う方針はかわらず、待ちの姿勢で挑みたいと思います。
現在保有ポジション(執筆時点)
トルコリラ円 3.37円買い



