週明けの日経平均は反発
週明けの日経平均は反発。米国株の大幅高を受けて、寄り付きから300円を超える上昇となりました。しばらくじり高基調が続き、節目の59,000円を上回って前場を終えました。ただ、後場のスタート直後に高値をつけると、その後は前場とは逆にじりじりと値を消す流れが続き、寄り付き(58,821円)に近い水準で取引を終えました。
東証プライム市場の売買代金は概算で6兆5700億円。値上がり銘柄数647に対し、値下がり862銘柄と、値下がり優位の展開でした。業種別では、機械、空運、繊維などが上昇した一方、鉱業、海運、石油・石炭などが下落しました。
個別では、ブラックロック・ジャパンの保有割合が増加したことが判明したレーザーテック(6920)が大幅上昇。米ナスダックの13連騰や傘下アームの大幅高を追い風にソフトバンクG(9984)が5.5%高となりました。日本経済新聞でレアアースを大幅に減らす技術を開発したと報じられた日産自動車(7201)が大幅上昇。安川電機(6506)やファナック(6954)などロボット関連に強い動きが見られました。一方、17日の原油価格が大きく下落したことから、INPEX(1605)、石油資源開発(1662)など原油との連動性が高い銘柄が軟調。フジクラ(5803)や古河電気工業(5801)など電線株の一角が大幅安となりました。
週足でみる安川電機の株価推移
図表は、安川電機(6506)の2024年2月頃からの週足のローソク足に加え、13週・26週・52週移動平均線です。
下位は、売られ過ぎや買われ過ぎなどをみるオシレータ系指標で代表的な相対力指数のRSI(9週ベース)の推移です。

大局的には、2024年3月高値(6,877円)からの下落相場が一巡し、上昇相場に入ったことが鮮明です。
2025年4月安値(2,582円)と7月安値(2,807円)の間に形成した5月高値(3,559円)の抵抗線①を上回ったことで、「ダブルボトム」が完成しました。
急騰後の短期的な過熱感から52週移動平均線までの揺り戻しの調整がありましたが、13週移動平均線が52週移動平均線を下から上回るゴールデンクロスの強気シグナルが支えとなり、上値を試す展開につながりました。
26週移動平均線が52週移動平均線を下から上回るゴールデンクロスも、上昇継続の要因になったとみられます。
一方、2月の年初来高値(5,599円)で上昇が一服となり、一気に26週移動平均線を下回るスピード調整につながりました。ただ、52週移動平均線やダブルボトム形成後に揺り戻しが生じた際の安値を下回らず、再び13週移動平均線上を回復しています。
13週移動平均線上を回復する上昇のきっかけとなったのは決算でした。同社が4月10日に発表した27.2期通期の連結営業利益(IFRS)予想が好感され、週間ベースでは年初来高値に迫る動きとなりました。
週明けも堅調に推移し、一時は5507円まで上昇。年初来高値が射程圏に入ってきました。この年初来高値の抵抗線②を上回ることができれば、2024年3月高値が視野に入ってくるでしょう。
週明けの上昇ではRSI(9週)も50%を上回りました。週末終値でも50%超を維持できれば、株価上昇に勢いがつくことも考えられます。
短期的には13週移動平均線あたりまでの微調整も想定されますが、3月急落時の押し目が深かったこともあり、抵抗線②をクリアした後の上値余地は逆に大きくなることが予想されます。





