日用品からキッチン雑貨、文房具まで幅広い商品を取り扱う100均(100円ショップ)は、今や私たちの生活に欠かせない存在と言えるでしょう。
100均(100円ショップ)関連の株主優待銘柄は、キャンドゥ・ワッツ・KDDIの3社です。
キャンドゥは100円ショップで使える優待券、ワッツは約3年ぶりに再開した防災グッズの詰め合わせ、KDDIはローソンストア100でも使えるPontaポイントを選べます。
本記事では、100円ショップ関連の株主優待3選をご紹介します。
100均(100円ショップ)で使える株主優待銘柄3選
・ キャンドゥ
・ ワッツ
・ KDDI(ローソンストア100)
1.株式会社キャンドゥ(証券コード:2698・東証スタンダード)
キャンドゥは100円ショップ「Can★Do」を全国に展開する企業です。
100円ショップ業界ではダイソー、セリアに次ぐ大手の一角で、2022年1月にイオンの子会社となりました。
株主優待は、毎年8月末日時点の株主名簿に記載された100株以上保有の株主を対象に、年1回実施しています。キャンドゥをはじめとするグループ店舗で使える優待券(1枚110円相当)が贈呈されます。

※継続保有3年以上とは、毎年8月末日時点の株主名簿に同一株主番号で4回以上連続して記載されていることをいいます。
出典:株式会社キャンドゥ「株主優待制度」
優待券は商品価格相当額の枚数を使うことができ、現金との併用も可能です。
現金との交換やおつりの支払いはできず、紛失・破損による再発行もありません。一部利用できない店舗がありますので、事前に利用できる店舗を確認しておきましょう。
イオングループの優待として、イオンラウンジの利用証も用意されています。

イオンラウンジは、イオン館内の施設で休憩できるスペースです。
毎年2月末時点で100株以上を保有する個人株主に5月に利用証が発行され、利用期間は5月1日から翌年4月30日までの1年間です。
同社の5年間の株価の推移もチェックしておきましょう。

2.株式会社ワッツ(証券コード:2735・東証スタンダード)
ワッツは大阪市に本社を置く100円ショップ大手で、「Watts」「meets.」「シルク」などの100円ショップを全国展開しています。
2023年7月に、株主平等の観点から配当による利益還元へ一本化するとして株主優待を廃止しましたが、グループ業績の伸長を受けて、2026年7月に約3年ぶりの再開を発表しました。

※継続保有期間の条件はありません。
出典:株式会社ワッツ「株主優待制度の再開に関するお知らせ」
優待品は、社会貢献活動の一環として発足した「ワッツ防災プロジェクト」が提案する防災関連商品のセットで、ウェットシートやポンチョ、軍手などが含まれる予定です(内容は変更の可能性があります)。

3.KDDI株式会社(証券コード:9433・東証プライム)
KDDIは「au」「UQ mobile」「povo」などの携帯電話サービスを提供する国内大手の通信会社です。auじぶん銀行、au PAYなどの金融事業、コンテンツ・メディア事業、エネルギー関連事業、ドローン事業と幅広く事業を展開しています。
100円ショップを運営する企業ではありませんが、2024年2月6日にKDDIと三菱商事は、「ローソン」「ローソンストア100」などを運営するローソンの議決権を50%ずつ保有し、3社で資本業務提携契約を締結しています。
優待でもらえるPontaポイントはローソングループで100円(税抜)を中心とした価格帯の商品を扱う「ローソンストア100」などのPonta提携店舗で使えます。
株主優待は毎年3月末日時点の株主名簿に記載された200株以上を保有し、継続保有期間が1年以上の株主を対象に、年1回実施しています。


出典:KDDI株式会社「株主優待制度」
Pontaポイントの受け取りには、Ponta会員IDと連携したau IDが必要です。
au PAYマーケットの株主専用「お得なポイント交換所」を使うと、取得ポイント数を上限に1.5倍に増量できますが、増量後のポイントはau PAYマーケット限定となりますので、ローソンストア100などの店舗では使えなくなります。
ローソンストア100で使いたい場合は、増量せずにPontaポイントをそのまま使いましょう。

ダイソーは株主優待が無い、セリアは株主優待廃止
100円ショップ「DAISO(ダイソー)」を運営する株式会社大創産業は、非上場企業ですので株主優待はありません。
「Seria(セリア)」を展開する株式会社セリアは東証スタンダードに上場しており、過去に株主優待を実施していましたが廃止されました。
※上記は「優待銘柄」の紹介であり、購入を推奨するものではありません。企業や財務の分析は筆者個人の見解に基づくものであり、筆者が所属する組織・団体の公式見解ではありません。
本記事で紹介した株主優待の内容は、執筆時点での情報です。優待内容は企業の業績や方針により変更・廃止される可能性がありますので、投資の際は必ず各企業の公式ホームページで最新情報をご確認ください。
まとめ
100円ショップ関連の株主優待は、普段の買い物に利用できるというメリットがあります。
キャンドゥは優待券を商品の購入に使え、継続保有3年以上になると優待券の枚数が増えます。ワッツは約3年ぶりに再開した防災グッズの詰め合わせが届き、KDDIはローソンストア100でも使えるPontaポイントを選べます。
優待は企業の判断で内容が変わり、ワッツのように一度廃止されることもあります。優待だけを理由に銘柄を選ぶのではなく、業績や財務状況、配当利回りなども確認し長く保有できる企業かどうかを見極めましょう。



