高配当株ウォッチャー

利回り4%が狙える高配当銘柄「CARTA HOLDINGS」と「ダイキアクシス」について解説

今回は毎年利回りが4%を狙える「CARTA HOLDINGS」と「ダイキアクシス」について解説していこうと思います。両銘柄とも株主優待も実施しており、総利回りでは今期5%も期待できますので参考にしていただければと思います。


CARTA HOLDINGS(3688)

株式会社CARTA HOLDINGS(カルタホールディングス)は、広告代理店として有名な電通グループの一つになります。2019年1月に電通の子会社のサイバー・コミュニケーションズ(CCI)とVOYAGE GROUPの経営統合により創設され、主にインターネット広告、メディア運営、D2C事業など幅広い事業を展開しています。


この会社の特徴は、デジタルマーケティングに関する専門知識と経験を持つ人材の存在と、約20社の広告関連の多種多様な子会社を運営していることが挙げられます。


インターネット業界だけでなく、他業界へのアプローチ能力、主要な広告会社やメディアとのパイプライン、独自のセールスルートなど幅広い課題への解決力などが強みになります。また、デジタルトランスフォーメーション支援や新卒エンジニアの採用支援なども行っている会社になります。


CARTA HOLDINGSの2023年11月現在の株価は、約1200円となっています。2022年4月頃は約2500円台を付けていましたが、そこをピークに下降を辿っている状況です。


CARTA HOLDINGSの株主優待

株主優待がもらえる権利確定月は毎年6月と12月の年2回になっています。保有数と保有期間に応じて贈呈されるギフトの相当額は変わりますが、PayPayやAmazonギフト券、Appleギフトカード、Google Play ギフトコードなどに交換することができます。


例えば100株を3年未満保有していると、1000円相当(年間2000円相当)のギフトコードが「デジコ」というサイトを通して、贈呈されます。また3年以上保有している場合は、1500円相当(年間3000円相当)となっています。詳しくは以下のイラストをご参考ください。

 


CARTA HOLDINGSの株主優待はいつ届く?

株主優待の商品の到着は確定月が6月の場合、9月下旬の予定となっています。また12月の場合は翌年の2月下旬から3月上旬に株主優待が届く予定となっています。


CARTA HOLDINGSの利回り

配当金がもらえる権利月は6月と12月の年2回です。今期の予想では6月の中間配当は27円、期末も27円で年間配当54円の見込みとなっています。前年も年間配当が54円だったため、配当維持という形になります。


例えば1株1200円で100株購入した場合、投資金額は約12万円が必要となり年間で受け取れる配当金は5400円になるので、配当金利回りは約4.5%となります。また100株を3年未満保有した場合は、1000円相当額のデジタルギフトが贈呈されるので、総利回りは約5.3%と非常に高い数字になっています。


CARTA HOLDINGS(カルタ ホールディングス)は上場廃止でやばい?

CARTA HOLDINGSの直近の業績状況を確認すると、Q3の経常利益計画進捗率は前期92%と比べて当期83%と悪化している状況です。連結最終損益の見込みも0.6億円の赤字を計上する形に予想にて、減収減益となっています。


直近数年間の業績は確かに純利益で赤字を継続していますが、「上場廃止を検討していてやばい」といった話は飛躍しすぎている印象になります。電通をはじめ関連企業のバックアップもある点も安心材料になります。


ダイキアクシス(4245)

株式会社ダイキアクシスは、愛媛県松山に本社を構える水処理を中心に様々な環境関連事業の企業です。


主に排水処理装置の設計・施工・維持管理、合成樹脂製品の製造・販売、建設材料や住宅設備の販売・施工、飲料水の製造・販売、ウォーターサーバー事業を展開しています。


特に中型・大型浄化槽の国内シェアが業界でも上位に位置していますが、インドを中心に海外事業も展開し、バイオディーゼル燃料や再生可能エネルギー源としての太陽光・小型風力発電の開発と普及にも注力しています。


また社員の成長をサポートするため資格取得支援や英会話学習のためのプログラムを提供しており、一定の水準を達成した社員へ300万円の報奨金が支給されるなどユニークな制度も設けている企業になります。


ダイキアクシスの2023年11月現在の株価は、約740円となっています。前期決算後の今年1月は650円まで落ち込みましたが、比較的安定した推移を見せています。


2023年通期業績予想では、連結で売上高400億円、営業利益5億7,000万円を計画していました。四半期決算ごとの売上高は過去よりも連続で更新し増収の見込みですが、営業利益、経常利益の面で苦戦しており減益の予想となっています。


ダイキアクシスの株主優待

株主優待は変更される可能性がありますが、2023年11月現在、権利確定月は12月の年1回です。500株以上を保有している株主に対して、「ダイキアクシス・プレミアム優待倶楽部」で使用できるポイントが贈呈されます。


特典は、食品や電化製品、ギフトや旅行など 2000点以上の商品から選択できる内容となっています。また保有数と保有期間によって、付与されるポイントが変わって来ますので、詳しくは以下のイラストをご参照ください。

 


ダイキアクシスの株主優待はいつ届く?

株主優待の商品の到着は確定月12月の翌年2月頃に「ダイキアクシス・プレミアム優待倶楽部のご案内」が届く予定となっています。その中にはポイントが贈呈される日や交換期間などが記載されています。


また優待ポイントと WILLsCoinへ変更する際などは、保有年数に応じた交換手数料が引かれることになりますので、ご使用の際はご注意ください。


ダイキアクシスの利回り

配当金がもらえる権利月は6月と12月の年2回です。前期では中間配当と期末配当ともに12円、年間配当24円でした。そして今期の中間配当は15円に増配され期末も15円、年間配当30円が見込まれています。実現すれば前期と比べ6円の増配見込みになります。


例えば1株740円で100株購入した場合、投資資金は約7.4万円ほど必要となり、年間で受け取れる配当金は3000円になります。配当金だけの利回りは約4.1%となっています。また500株を2年未満保有した場合の3000円の優待を合わせると、総利回りは約4.9%となります。


まとめ

今回は利回り4%以上が狙える2つの銘柄を紹介しましたが、いかがだったでしょうか。「CARTA HOLDINGS」は業績があまり芳しくなく、株価が下がっている影響で5%以上の利回りになっています。一方「ダイキアクシス」は 今期の配当は増配の予定になり、こちらも5%近い総利回りが期待できます。利回りはかなり業績に影響されるので購入のタイミングは慎重に検討してみてはいかがでしょうか。


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