週明けの日経平均は反発
週明けの日経平均は反発。米国株安を受けても200円超上昇して始まりましたが、買い戻しが一巡した後はマイナスに転じ、下げ幅を拡大する展開となりました。下落幅が4ケタに拡大する場面もありましたが、25日移動平均線(67,777円 6/29)付近が下値で意識され、後場は持ち直す動きにつながりました。
東証プライム市場の売買代金は概算で11兆8200億円。値上がり銘柄数1089に対し、値下がり416銘柄と、値上がりが優位の展開でした。業種別では、その他製品、倉庫・運輸、保険などが上昇した一方、非鉄金属、鉱業、ゴム製品などが下落しました。
個別では、任天堂(7974)、バンダイナムコHD(7832)、コナミグループ(9766)などゲーム株に強い動きがみられたほか、NEC(6701)や富士通(6702)などソフトウェア関連に買いが入りました。また、ギフトHD(9279)、ハイディ日高(7611)、サイゼリヤ(7581)、コロワイド(7616)など外食株の上昇が目立ちました。一方、キオクシアHD(285A)が4%台の下落となり、フジクラ(5803)中心に電線大手3社がそろって大幅安。アドバンテスト(6857)やレーザーテック(6920)など半導体株の一角が軟調に推移しました。
週足でみるサイゼリヤの株価推移
図表は、サイゼリヤ(7581)の2024年12月後半からの週足ローソク足に加え、13週・26週・52週移動平均線です。
下位は、売られ過ぎや買われ過ぎなどをみるオシレータ系指標で代表的な相対力指数のRSI(9週ベース)の推移です。

大局的な見方では、大きな上昇相場が一巡した後の調整局面が続いています。昨年4月安値(3,780円)を起点に二段上げの大きな波動を形成しましたが、4月に発表した26.8期通期の連結営業利益予想の下方修正が嫌気されました。事前の期待値が高かっただけに、その後も換金売りが続きました。
4月前半に週足ローソク足は長大陰線を形成し、26週移動平均線を下方にブレイク。52週移動平均線もあっさりと下回り、下値模索が続きました。
5月1日に4,955円まで売られた後は、昨年10月安値(4,685円)下回らずに底堅く推移し、もみ合い相場を形成。ようやく13週移動平均線が株価に追いつくタイミングになっていました。ここからは、もみ合いを上放れるか、下放れるかが焦点となってきます。
一方、RSI(9週)は底値圏から脱した後、先週の時点で50%水準を上回る動きをみせていました。これは売られ過ぎの底値圏から脱した後、過熱圏に向けて勢いが生じる可能性が高まったシグナルとなりえます。いわゆる、株価上昇の先行シグナルと判断できます。
そんな状況で迎えた週明け29日は、13週移動平均線を上回る動きとなりました。一日だけの動きでは判断できませんが、週間の終値で13週移動平均線上を保つことができるかがポイントになりそうです。13週移動平均線を上回ることができれば、当面は戻りを試す動きにつながる可能性が高まるでしょう。
高値ゾーンに近づくにつれて戻り待ちの売りが多く控えていることが想定されます。昨年4月安値と10月安値を通る抵抗線を突破できるかが、高値(7,220円)奪回のカギとなります。
ただ、26週移動平均線が下向きに変化していることなどから、短期的には抵抗線が戻りのめど(戻り売りのめど)と判断することが重要なのかもしれません。





