週明けの日経平均は8日続伸
週明けの日経平均は8日続伸。先週末の米国が休場で材料難の中、寄り付きは3ケタの下落となりました。しかし、下げ幅を200円超に広げても71,000円に接近したところでは切り返し、早々にプラス圏に浮上。後場は堅調に推移し、日経平均、TOPIXともに史上最高値を更新しました。
東証プライム市場の売買代金は概算で9兆8200億円。値上がり銘柄数792に対し、値下がり727銘柄と、値上がりがやや優位の展開でした。業種別では、非鉄金属、ガラス・土石、電気機器などが上昇した一方、不動産、鉱業、パルプ・紙などが下落しました。
個別では、フジクラ(5803)が連日のストップ高比例配分。同業の古河電工(5801)も急伸しました。各種報道から政府が「フィジカルAI」投資に力を入れるとの見方が強まり、安川電機(6506)やファナック(6954)などFA・ロボット関連が買いを集めました。一方、三井不動産(8801)、三菱地所(8802)など不動産株が軒並み安。セブン&アイ(3382)、イオン(8267)、ニトリHD(9843)など小売株が弱い動きでした。
週足でみるファナックの株価推移
図表は、ファナック(6954)の2025年2月後半からの週足ローソク足に加え、13週・26週・52週移動平均線です。
下位は、売られ過ぎや買われ過ぎなどをみるオシレータ系指標で代表的な相対力指数のRSI(9週ベース)の推移です。

大局的な見方では、昨年4月安値(3,038円)を起点とした上昇トレンドが続いているという見方となります。
今年2月高値(7,175円)からの調整が拡大する場面がありましたが、昨年11月前半につけた高値(5,353円)の支持線がサポートとなり、早々に26週移動平均線や13週移動平均線上を回復。今年2月高値も難なくクリアし、5月には一時8,880円まで上昇し上場来高値を更新しました。
一方、上場来高値からの調整は6,290円まで下落するなど、26週移動平均線までも一時下回る調整となりましたが、今年2月高値と3月安値(5,252円)の中心(6,213円)付近を意識して下げ止まったとみられます。
週足は13週移動平均線上を終値で保つ下ヒゲの長い十字足を形成し、先週は陽線で反発。長い十字足の際に形成したチャート上のマドを埋め戻す動きとなりました。
週明けの22日は、寄り付きから上値を伸ばす展開となりました。RSI(9週)は50%超の推移を維持しており、モメンタムは強気を示唆しています。
上場来高値を前に戻り待ちの売りも強くなることが予想されますが、上場来高値を更新できれば5ケタ乗せに向けて勢いが生じる可能性もあるでしょう。





