週明けの日経平均は大幅続伸
週明けの日経平均は大幅続伸。開始早々に66,000円台に乗せ上げ幅を4ケタに拡大する展開となりました。後場に入ると上値が重くなりましたが、大きく崩れることはなく1,300円を超える上昇で取引を終了。4日ぶりに25日線上を回復しました。
東証プライム市場の売買代金は概算で8兆0300億円。値上がり銘柄数633に対し、値下がり885銘柄と、値下がりが優位の展開でした。業種別では、海運、ガラス・土石、電気機器などが上昇した一方、水産・農林、医薬品、銀行などが下落しました。
個別では、米メモリ関連株の上昇を追い風にキオクシアHD(285A)が連日の大幅上昇。アドバンテスト(6857)、レーザーテック(6920)など半導体株が買いを集めました。日経平均の構成銘柄に採用が決まったKOKUSAI(6525)が7.6%高。証券会社のリポートを材料に、日本郵船(9101)、商船三井(9104)など海運株がそろって大きく上昇しました。一方、SaaS関連が軒並み大幅安。ソフトウェア大手のNEC(6701)や野村総研(4307)が大きく売られ、任天堂(7974)、バンナムHD(7832)、コナミG(9766)などのゲーム株の多くも下落しました。
週足でみるコナミGの株価推移
図表は、コナミグループの2024年11月頃からの週足のローソク足に加え、13週・26週・52週移動平均線です。
下位は、売られ過ぎや買われ過ぎなどをみるオシレータ系指標で代表的な相対力指数のRSI(9週ベース)の推移です。

大局的な見方では、2025年10月につけた上場来高値(26,645円)で上昇トレンドが一服し、その後の2段下げの下落トレンドが今年6月まで続きました。
一方、6月安値(16,850円)からの反発局面では、下落過程で上値の抵抗となってきた下向きの26週移動平均線を7月最終週の陽線で上回り、その後は長期の52週移動平均線を上回る展開となりました。
7月最終週の高値(22,980円)は今年1月最終週につけた高値(22,995円)を上回ることができませんでしたが、52週移動平均線上でもみ合い基調を保っているというのが先週までの動きでした。
週明けの同社株は軟調なスタートとなり、52週移動平均線まで下押す動きとなりました。先週に形成した陰線が高値警戒感を示唆していた可能性があるほか、RSI(9週ベース)は短期的な過熱感を示唆していました。
ただ、このRSI(9週ベース)の過熱圏までの上昇は、単純に買われ過ぎによる売りシグナルと捉えるべきではないかもしれません。オシレータ系指標はもみ合い相場の中では売られ過ぎや買われ過ぎなどをみるに適していますが、トレンドが変化した初期の局面では一気に売られ過ぎや買われ過ぎの水準まで上昇・低下することが多いからです。
コナミGのケースは、下落トレンドからの急反発で52週移動平均線だけではなく、今年1月高値(22,995円)と5月高値(21,730円)を通る上値抵抗線(現在は下値支持線)を上回るトレンド転換のシグナルを発しました。
ですから、当面の見方としては、株価は短期的には上昇一服という状況でありながらも、52週移動平均線や下値支持線、上向き基調が続く13週移動平均線までの下落にとどまることができるかどうか。また、過熱圏まで上昇したRSI(9週ベース)も50%までの低下にとどまることができるかどうかが、上昇再開に向けて重要なポイントになります。
一方、下値支持線や13週移動平均線を下回る場合、13週移動平均線の傾きが下向きに変化したり、下値支持線が上値抵抗線の役割に変化し、6月安値(16,850円)を試す動きに発展していくことが予想されます。



