今回は「やってはいけない」ではなく「やってほしい」について記載します。
よく知り合いの若者(10代後半から20~30代)に「FXを始めたいのですが」と聞かれることもあります。
FX投資に興味があっても、なかなか手を出せない人がいます。
無責任に「やるべき」「やめたほうが良い」などとは応えないようにしていますが
投資や儲けるという意識を捨てて、若者にはぜひFXをやってほしいと思っています。
FXは危険がいっぱい
もちろん、若者が儲けることが出来て、
自分の資産を増やすことが出来ればとても良いでしょう。
しかしながら、よほど余裕資金がない限り、大儲けは出来ませんし
逆に損失を重ねて生活費に困ったり、貯蓄が減ったり
ローンが返せないなどとはならないようにしてほしいです。
と、いうのは、それ程FX取引というのは簡単ではないですし、損するときは大損します。
それなのに、なぜFX取引をやってほしいか・・・、それは世界情勢を知ることが出来るからです。
海外に出て肌で国際情勢を知る
コロナウイルスの拡大も一因で、日本人の国内志向がより強まっているように思います。
海外留学という志が高いものではなくても、且つては大学の卒業旅行や夏休みに
海外旅行にいく学生が多くいました。
海外に行くと、日本の優れている点、劣っている点に気が付くことが多くあります。
例えば半年くらい前にペルーから帰国した友人が
「ペルーの方が不動産やペットボトルの水、食事など日本より高いですよ」
との言葉を聞いたときに驚いてしまいました。
私はかなり昔に南米に住んでいたのですが、かつての南米は物価も安く、円も強かったので、安い印象ばかりでした。
しかし、円安が進んだことと、日本が他国と比較し、インフレのスピードが緩やかだったことを認識しました。
このようなことは、肌で感じないと分からないでしょう。
FXで国際情勢を知る
そうは言うものの、そう簡単にペルーはもちろんのこと海外に気軽に行けるわけでもないでしょう。
特に円安にサーチャージの上昇など、海外に行くことを手控えてしまうのは頷けます。
その中で、FXを行えば、海外の経済情勢、政治情勢を肌で感じることが簡単にできるわけです。
新聞やニュースで感じるものではなく、自分の貯蓄が増減することで
肌で感じる国際情勢がFXで取り入れられるわけです。
次回は、その具体例を挙げていきたいと思います。