日本のプロ野球(NPB)セントラル・リーグのオーナー企業には、ヤクルト本社、阪急阪神ホールディングス株式会社、マツダ株式会社、株式会社ディー・エヌ・エーなどがあり4社は株主優待を実施しています。
ヤクルト本社の株主は一定の要件を満たすと、東京ヤクルトスワローズオフィシャルファンクラブに無料で入会できる権利が株主優待として贈呈されます。
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)も、条件を満たすと横浜 DeNA ベイスターズプロ野球公式戦(人気試合または通常試合)招待(抽選)に応募が可能です。
今回はプロ野球セ・リーグのオーナー企業の株主優待一覧、優待を実施している企業の優待の内容や条件などをお伝えしていきます。
プロ野球、セ・リーグのオーナー企業の概要
日本プロ野球、セントラル・リーグのオーナー企業の概要は以下の通りです。
上記のうち、株主優待を実施している株式会社ヤクルト本社、阪急阪神ホールディングス株式会社、株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)の優待内容を紹介していきます。
プロ野球、セ・リーグで株主優待を実施しているオーナー企業の優待内容
株式会社ヤクルト本社
阪急阪神ホールディングス株式会社
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
1.株式会社ヤクルト本社
東京ヤクルトスワローズのスポンサー企業・株式会社ヤクルト本社は、乳製品「ヤクルト」「ミルミル」などを始め飲料や食品、化粧品・医薬品などの製造・販売が主な事業です。
東京ヤクルトスワローズスポンサー企業で、2022年には「Yakult(ヤクルト)1000」に注目が集まり、一時期品薄の状態になりました。
ヤクルト本社の株主優待は年2回で、2023年9月期と2024年3月期は以下の内容です。
出典:株式会社ヤクルト本社ホームページ
過去5年間の株価の推移も見ていきましょう。
2.阪急阪神ホールディングス株式会社
阪急阪神ホールディングス株式会社は、阪急電鉄と阪神電気鉄道、バス・タクシーを中心に交通事業などを展開しています。
関西圏を中心に人気があるプロ野球チーム、阪神タイガースのスポンサー企業です。
※1・・・6,200株以上保有する株主は、株主優待乗車証全線パスと選択可能
※2・・・グループ優待券に適宜「特別優待券」が加えられる
出典:阪急阪神ホールディングス株式会社ホームページ
5年間の株価の推移は以下の通りです。
3.株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)は、横浜DeNAベイスターズのスポンサー企業です。
ゲーム事業が中心で、海外にも拠点があります。
株主優待は毎年9月末の基準日に株式を保有する株主を対象に、年1回実施しています。
2024年3月期の株主優待は以下の通りです。
出典:株式会社ディー・エヌ・エーホームページ
※上記は「優待銘柄」の紹介であり、購入を推奨するものではありません。企業や財務の分析は筆者個人の見解に基づくものであり、筆者が所属する組織・団体の公式見解ではありません。
まとめ
「応援しているチームのオーナー企業の株主優待を楽しみたい」「野球をきっかけに企業を知り、株主優待を楽しみたい」という方は多いのではないでしょうか。
株主優待を目的に株式投資をすることは推奨できませんが、好きなものや優待内容をきっかけに企業に興味を持ち株式を売買する方は少なくありません。
この記事が投資のヒントになれば幸いです。