「現地でスポーツ観戦を楽しみたい!」「チケット代が高いから、株主優待で観戦したい」という方は多いのではないでしょうか。
日本株では、ヤマハ発動機株式会社のJリーグ観戦ペアチケットや、株式会社ディー・エヌ・エーのバスケットボール観戦チケット、西武ホールディングスの西武ライオンズ公式戦チケットなど株主優待でスポーツ観戦ができる銘柄があります。
今回は、株主優待でスポーツ観戦ができる銘柄4つを紹介していきます。
株主優待でスポーツ観戦が楽しめる銘柄4選
ヤマハ発動機
ディー・エヌ・エー
いちご
西武ホールディングス
1.ヤマハ発動機
ヤマハ発動機株式会社は、バイクなどのランドモビリティやボート、産業用無人航空機などの製造・販売を取り扱う企業です。製品に関わる販売金融・リースといった金融サービス事業も展開しています。
同社の株主優待は年に2回で、12月末日は1単元(100株)以上の株式を保有の株主、6月末日は30単元(3,000株)以上の株式を保有の株主が対象です。
保有株式数・保有期間に応じたポイントを進呈し、優待品の中から株主が好きなものを選ぶ方式となっています。
2024年度のスポーツ関連の優待は、以下の通りです。
2024年12月末日の、保有株式数・保有期間に応じた進呈ポイントも見ていきましょう。
出典:ヤマハ発動機株式会社ホームページ
ヤマハ発動機は2023年12月31日に株式分割を実施したため、進呈ポイントが変更になりました。以前から株式を保有している方はチェックしてみましょう。
同社の5年間の株価の推移は以下の通りです。
2.ディー・エヌ・エー
株式会社ディー・エヌ・エーは、ゲーム事業を中心にライブコミュニティ・ヘルスケア・スポーツ事業など幅広く展開しています。
スポーツ事業では、プロ野球チーム横浜DeNAベイスターズとバスケットボールクラブ川崎ブレイブサンダース、サッカークラブSC相模原のスポンサーです。
株主優待には、川崎ブレイブサンダースの観戦チケット、横浜DeNAベイスターズの通常試合または人気試合の招待券への応募などがあります。
出典:株式会社ディー・エヌ・エーホームページ
近年は主力のゲーム事業の売上収益が下がり、株価も下降トレンドです。
3.いちご
いちご株式会社はREIT・インフラ投資法人の運営、リノベーション・リフォーム事業、クリーンエネルギー事業などに携わる企業です。
いちご株式会社、いちごオフィスREIT投資法人、いちごホテルREIT投資法人、いちごグリーンインフラ投資法人の株主および投資主にはJリーグの試合チケットを株主・投資主優待として、抽選で贈呈しています。
中間、期末時点の株主名簿に記載の株主などを対象に、J1・J2・J3それぞれ1試合ずつ応募が可能です。(出典:いちご株式会社ホームページ)
気になる方は、いちご株式会社だけではなく、同社が運営するREITもチェックしてみましょう。
4.西武ホールディングス
株式会社西武ホールディングスは、2006年に持株会社として設立されました。
西武鉄道といった都市交通・沿線事業、不動産事業、ホテル・レジャー事業などを展開し79社の事業会社を統括しています。
同社の株主優待は、3月末日および9月末日の株主名簿に記録された株主に、100株以上300株未満の株主は年に1回、300株以上保有の株主は年2回贈呈されます。
出典:株式会社西武ホールディングスホームページ
2023年の11月頃から、インバウンド消費に関連する銘柄の株式が好調で西武ホールディングスも株価が上昇傾向にあります。
※上記は「優待銘柄」の紹介であり、購入を推奨するものではありません。企業や財務の分析は筆者個人の見解に基づくものであり、筆者が所属する組織・団体の公式見解ではありません。
まとめ
株主優待は企業からの贈呈品で、利益を出すことを目的とした株式投資においては「優待が欲しいから」という理由での投資は推奨できません。
しかし、株主優待をきっかけに興味を持つ投資家は少なくありません。この記事が投資のヒントになれば幸いです。