東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)は、株主優待として自社営業路線の割引券の他に駅レンタカー割引券などを贈呈しています。西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)や東京センチュリー株式会社も、株主優待の中にレンタカーの割引券があります。
今回は、株主優待でレンタカーが割引になる銘柄を3つ紹介していきます。
株主優待でレンタカーが割引になる!銘柄3選
東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)
西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)
東京センチュリー株式会社(ニッポンレンタカー)
1.東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)
東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)は、関東圏を中心に69線区1,681駅(BRTを含む)を11,847本(1日あたり)の列車で結ぶ旅客鉄道事業を中心とした「モビリティ」に関する事業と「生活ソリューション」につながる事業を展開しています。
株主優待は、毎年3月末日の株主名簿に記録された株主に、年1回保有株式数に応じて株主優待割引券、サービス券を贈呈しています。
2025年6月から配布開始の株主優待を見ていきましょう。
※100株以上保有の場合、長期保有株主向け優待制度の対象になる場合は1枚発行
長期保有株主向けの優待制度として、毎年3月31日の最終の株主名簿に記録された株式を100株以上保有し、かつ100株以上を継続して2年以上保有する株主を対象に、「株主優待割引券」を追加で1枚発行しています。
株主サービス券も発行されており、中には駅レンタカーの割引券があります。
※利用状況等に鑑み、2025年度から廃止
1株あたりの配当額は、2023年3月期で100円となっています。
5年間の株価の推移もチェックしておきましょう。
2.西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)
西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)は、西日本のモビリティ業、流通業、不動産業、旅行・地域ソリューション業などの事業を展開しています。
毎年3月末日の株主名簿に記録された株主に対して、保有株式数や保有期間に応じて以下の株主優待を実施しています。
株主優待鉄道割引券の発行枚数は以下の通りです。
※1単元(100株)以上を3年以上継続保有かつ600~999株保有する株主には1枚追加、1,000株~1,999株保有する株主には2枚追加
JR西日本グループ共通ポイントサービス「WESTERポイント」の2025年7月以降の進呈の要件も見ていきましょう。
京都鉄道博物館入館割引券は、100株以上保有で一律1枚です。
レンタカーの割引を含むJR西日本グループ株主優待割引券の内容は以下の通りです。
配当額は、2024年3月期で1株あたり年間71円です。
3.東京センチュリー株式会社(ニッポンレンタカー)
東京センチュリー株式会社は、国内リース事業、オートモビリティ事業、スペシャルティ事業、国際事業、環境インフラ事業などを展開しておりグループ会社の1つに「ニッポンレンタカーサービス株式会社」があります。
毎年3月末日現在の株主名簿に記録された株主に対して、自社オリジナルクオカードとニッポンレンタカーサービス株式会社のご利用優待割引券を贈呈しています。
優待内容は以下の通りです。
配当額は、2024年3月期で1株あたり52円となっています。
※上記は「優待銘柄」の紹介であり、購入を推奨するものではありません。企業や財務の分析は筆者個人の見解に基づくものであり、筆者が所属する組織・団体の公式見解ではありません。
オリックスは株主優待を廃止
オリックス株式会社は、レンタカー割引などの株主優待を実施していましたが、2024年3月をもって株主優待制度を廃止しています。
まとめ
株主優待でレンタカーの割引券などがもらえる企業を紹介してきました。
レンタカーをよく利用する方にとっては魅力的な株主優待といえるでしょう。投資したい企業が見つからない時には、レンタカーに限らず自身がよく使うサービス、好きなものなどからヒントを得るという方法もあります。