日本プロ野球パシフィック・リーグのオーナー企業は、西武ホールディングス(西武ライオンズ)、日本ハム株式会社(日本ハムファイターズ)、楽天グループ株式会社(楽天イーグルス)が株主優待を実施しています。
オリックス株式会社(オリックス・バファローズ)は、2024年3月をもって株主優待を廃止しました。
プロ野球をきっかけにオーナー企業の株式、株主優待に興味を持つ方は多いのではないでしょうか。
今回は日本プロ野球、パシフィック・リーグの株主優待一覧と野球関連の株主優待があるオーナー企業3社を紹介していきます。
「セ・リーグが気になる」という方は、こちらの記事をご覧ください。
日本プロ野球、パシフィック・リーグの株主優待一覧
上記の中で、野球関連の株主優待がある銘柄3つを紹介していきます。
パ・リーグのオーナー企業、株主優待3選
西武ホールディングス
日本ハム株式会社
オリックス株式会社
1.西武ホールディングス
西武ホールディングスは、西武グループの持株会社として2006年に設立しました。
西武グループは、鉄道やバスなど交通事業を始め、ホテル運営やウエディング事業、不動産事業などを幅広く展開しています。
同社の株主優待は、3月末日と9月末日の最終の株主名簿に記録された株主に対して、年2回贈呈されます。
ただし、保有株式数は100株以上300株未満の株主の優待は、年1回(3月31日基準日)のみです。
出典:株式会社西武ホールディングスホームページ
過去5年間の株価の推移は以下の通りです。
2.日本ハム株式会社
日本ハムファイターズのオーナー企業、日本ハム株式会社は2024 年5月に株主優待の内容変更を発表しました。
例えば、今まで100 株以上 500 株未満を保有する株主に対する株主優待は3,000 円相当の優待品としてグループ商品(スポーツ観戦チケット含む)または 3,000 円の寄付が選択できましたが、2025年3月末日の基準日以降は1,500 円相当の優待品(グループ商品または 1,500 円の寄付)になります。
出典:日本ハム株式会社ホームページ
同社の株価もチェックしておきましょう。
3.オリックス株式会社
株主優待に詳しい方で、オリックス株式会社の株式を保有している方は多いのではないでしょうか。
2024年3月でオリックス株式会社の株主優待制度は廃止になりますが、同社の優待は個人投資家に人気があります。
2024年3月末日時点の株主には、「ふるさと優待」カタログと株主カードが贈呈されました。
優待内容は以下の通りです。
出典:オリックス株式会社ホームページ
株主優待は廃止になりましたが、オリックス・バファローズのファンの方はオーナー企業の株式について調べると興味深いかもしれません。
※上記は「優待銘柄」の紹介であり、購入を推奨するものではありません。企業や財務の分析は筆者個人の見解に基づくものであり、筆者が所属する組織・団体の公式見解ではありません。
まとめ
球団のファンの方にとって、西武ホールディングスや日本ハム株式会社の株主優待は魅力的に感じるでしょう。
株式投資は利益を出すことが目的ですので、株式を購入する際には業種の動向や業績、指標などを調べ分析をよく行った上で検討していきしょう。