本が好きな方にとって、図書カードや本がもらえる株主優待は魅力的に感じるのではないでしょうか。
投資はあくまで利益を出すことが目的ですので株主優待ありきの株式の購入は推奨できませんが、優待をきっかけに企業を知り購入を検討する事例があります。
今回は、株主優待で本や図書カードが贈呈される銘柄を4つ紹介していきます。
株主優待で本・図書カードがもらえる企業4選
株式会社トップカルチャー(蔦屋書店)
丸善CHIホールディングス株式会社
株式会社文教堂グループホールディングス
株式会社ヴィレッジヴァンガードコーポレーション

株式会社トップカルチャーは書籍・文具などの販売やCD・DVDレンタルなどで知られる「蔦屋書店」の運営を中心に、中古販売事業(株式会社トップブックス)、「タリーズコーヒー」のフランチャイズ運営などを展開しています。
株主優待は、毎年10月末日の株主名簿に記載されている株主を対象に、保有株式数と保有期間に応じて贈呈しています。2024年の株主優待の内容は以下の通りです。

直近5年間の株価の推移もチェックしておきましょう。

丸善CHIホールディングス株式会社は、丸善ジュンク堂書店などでの書籍・雑誌などの販売を中心に、図書・雑誌の出版や図書館運営受託業務・図書館・教育施設の運営代行などに携わる企業です。
社名の中の「CHI」は、グループの経営理念「知は社会の礎である」に基づき「知」をローマ字の「CHI」に置き換えたことが由来です。
毎年7月末日現在の株主名簿に記載または記録されている100株以上の株式を保有している株主を対象に、株主優待を贈呈しています。

出典:丸善CHIホールディングス株式会社ホームページ
商品券は、全国の丸善、ジュンク堂書店の店舗で書籍や文房具などの購入時に利用可能です。商品券が利用できない店舗、店舗により使えない商品がありますので注意しましょう。

株式会社文教堂グループホールディングスは、文教堂書店を中心に書籍・雑誌・教科書・文具・ホビー商品などの卸および小売と学習支援業を営む企業です。
株主優待は、2月末日と8月末日現在の株主または実質株主名簿に記載された100株以上保有の株主を対象に年2回実施しています。
優待内容は以下の通りです。

出典:株式会社文教堂グループホールディングスホームページ
店舗と専用サイトでは、割引対象の商品が異なりますので注意しましょう。優待を利用できない店舗もあります。

株価は2022年から下降トレンドが続いていましたが、2024年6月は回復の兆しが見られます。
株式会社ヴィレッジヴァンガードコーポレーションは、「遊べる本屋」をキーワードとして書籍・雑貨・CD・DVDなどの小売業を全国に307店舗(2023年5月31日現在)展開しています。
全国の店舗数は307店舗です。

株主優待は、毎年 11月末日現在の株主名簿に記載されており株式を100株以上保有する株主です。

出典:株式会社ヴィレッジヴァンガードコーポレーションホームページ
グループの各店舗で利用可能ですが、一部利用できない店舗があります。オンラインショップでも利用できません。
直近5年間の株価の推移は以下の通りです。

※上記は「優待銘柄」の紹介であり、購入を推奨するものではありません。企業や財務の分析は筆者個人の見解に基づくものであり、筆者が所属する組織・団体の公式見解ではありません。
まとめ
今回は本や図書カードがもらえる銘柄を紹介しました。
この記事が投資のヒントになれば幸いです。



