「投資額をおさえながら、株主優待を楽しみたい」「優待には使い道が多いクオカードが欲しい」という方は多いでしょう。
株式投資はチャート分析やファンダメンタルズ分析を行い、成長性が見込める企業の株を購入することが望ましいです。
ただし、株主優待で興味をもった企業の株を調べ購入することは投資のヒントやアイデアとして有益と言えるでしょう。
今回は最低投資金額10万円以下で、株主優待としてクオカードがもらえる企業4社を紹介していきます。
最低投資金額10万円以下!株主優待でクオカードがもらえる企業4選
進学会ホールディングス
明光ネットワークジャパン
旭化学工業
日本フエルト
1.進学会ホールディングス
株式会社進学会ホールディングスは「東大進学会」「京大進学会」「北大学力増進会」といった進学塾の運営、教育用コンピュータソフトの開発・販売促進、「スポーツクラブ Zip」の経営などに携わる企業です。
同社の株主優待では、株主優待券とクオカードが贈呈されます。
出典:株式会社進学会ホールディングスホームページ
優待券はスポーツクラブや学習塾で利用できる割引券で、過去に投資家の桐谷さんが紹介したことがあります。
過去5年間の株価の推移を見ていきましょう。
2024年8月9日現在の進学会ホールディングスの株価の終値は219円ですので、今のところ10万円以内で1単元が購入可能です。
2.明光ネットワークジャパン
株式会社明光ネットワークジャパンは「明光義塾」を始めとした学習塾の運営や日本語学校の運営、保育士・栄養士人材紹介サービスなどを展開する企業です。
毎年8月末日現在の株主名簿に記載または記録された100株以上の株式を保有する株主を対象に株主優待を実施しています。
出典:明光ネットワークジャパンホームページ
同社は、配当実績もあり2023年の配当金は1株あたり合計24.00円でした。
2024年8月9日現在の明光ネットワークジャパンの株価の終値は、688円です。
3.旭化学工業
旭化学工業株式会社は電動工具(インパクトドライバー・ハンマードリルなど)や、自動車部品の樹脂成形、アンカープラグを始めとする建築用資材、ポンプ部品、応用機器部品の成形品、加工品・組付け品の製造などを営む企業です。
東京証券取引所スタンダード市場に上場しており、2024 年7月 30 日に株主優待制度の新設を発表しました。
出典:旭化学工業株式会社ホームページ
2024 年8月 31 日現在の株主名簿に記載または記録された株主のうち、株式を 100 株(1単元)以上保有する株主を対象としてスタートする予定です。
2024年8月9日現在、株価の終値は600円となっています。
4.日本フエルト
日本フエルト株式会社は、紙・パルプ・スレート用フェルトの製造・加工・販売、各種繊維製品の製造・加工・販売に加え、工業用洗剤や化学工業薬品の製造・販売、不動産の運用と管理などを展開しています。
1917年の創業以来、製紙用フェルトと工業用繊維製品の専業メーカーとして成長・発展を続けてきました。
同社は毎年3月末日現在の株主名簿に記載または記録された100株以上かつ1年以上継続保有の株主に、クオカードを贈呈しています。
出典:日本フエルト株式会社ホームページ
2024年8月9日現在、株価の終値は481円です。
※上記は「優待銘柄」の紹介であり、購入を推奨するものではありません。企業や財務の分析は筆者個人の見解に基づくものであり、筆者が所属する組織・団体の公式見解ではありません。
まとめ
今回は2024年8月9日現在の株価の終値を参考に、10万円以下で1単元の株式が購入可能でクオカードがもらえる企業4社を紹介してきました。
2024年8月は、株式市場の乱高下が続いていますので直近の業績や財務、株価をよくチェックした上で購入を検討してみましょう。