NTT株式会社(旧日本電信電話株式会社)は、株主優待として100株以上を保有し継続保有期間が2年以上3年未満または5年以上6年未満の株主にドコモの携帯電話料金に利用できるdポイントを贈呈しています。
KDDI株式会社も株主優待としてPontaポイントを選択でき、au携帯電話の機種変更や修理、オプション品の購入に利用可能です。
今回は株主優待で通信費を節約できる銘柄4選を紹介していきます。
株主優待で通信費をおさえられる!銘柄4つを紹介
NTT株式会社(旧日本電信電話株式会社)
KDDI株式会社
楽天グループ株式会社
株式会社TOKAIホールディングス
1.NTT株式会社(旧日本電信電話株式会社)
NTT株式会社は携帯電話事業、国内電気通信事業、不動産業やエネルギー事業などを展開する企業です。社名は2025年7月1日付で「日本電信電話株式会社」から「NTT株式会社」に変更しました。
NTTの株主優待では、100株以上を保有し継続保有期間が2年以上3年未満または5年以上6年未満の株主にdポイントを進呈しています。
dポイントは、NTTドコモの携帯電話料金として使用できます。また、スーパー「ライフ」コンビニエンスストア「ローソン」など提携の店舗での支払いにも使うことができます。
NTT株式会社「株主さまへのdポイント進呈」には「※株主さまへ毎年進呈するものではございません」という記載がありますので、来年度もポイントが進呈されるとは限りません。
5年間の株価の推移もチェックしておきましょう。
2. KDDI株式会社
KDDI株式会社は、au、UQmobile、povoなどの携帯電話事業や金融・保険事業、決済事業などを営む企業です。
株主優待は毎年3月末日現在の株主名簿に記載があり、継続保有期間1年以上の株主に①Pontaポイント、②ローソン/成城石井商品詰合せセット、③寄付から選択したものを進呈しています。
Pontaポイントは、au携帯電話の機種変更や修理、オプション品の購入に使えます。
また、dポイントと同様に、提携店・サービスでの支払いにも利用可能です。
3.楽天グループ株式会社
楽天グループ株式会社は、通信事業やオンラインショップの運営、フィンテック、デジタルコンテンツなどに携わる企業です。70超のサービスを世界約20億のユーザーが利用しています。
株主優待は、毎年12月末日時点の株主名簿に記載された100株(1単元)以上を保有する株主を対象として実施します。
同社が楽天モバイルを無料で提供する株主優待は今年が初めてで、今後の優待内容は変更となる可能性があります。
4.株式会社 TOKAIホールディングス
TOKAIホールディングスは、エネルギー事業、子会社やグループ企業の情報通信事業などの経営管理・関連業務を営む企業です。
子会社の株式会社TOKAIコミュニケーションズは、格安SIM・格安スマホサービス「LIBMO」を展開しており株主優待の中にもLIBMOの月額利用料割引が選択できます。
株主優待は3月末日現在及び9月末日現在の株主名簿に記載された100株以上を保有する株主を対象に、年2回実施しています。
【A】自社グループ飲料水宅配サービス関連商品
※既に契約している方に限る。契約が無く、新たにサービスを契約する場合は、事前にサイトでの契約が必要。
【B】QUOカード
【C】自社グループ「ヴォーシエル」「葵」お食事券
【D】TLCポイント(自社グループ会員サービスのポイント)
既にTLC会員サービスにご入会いただいている株主が対象となります。
【E】LIBMO(格安SIM/スマホサービス月額利用料割引)
出典:株式会社 TOKAIホールディングス「株主還元(配当・株主優待)」
※上記は「優待銘柄」の紹介であり、購入を推奨するものではありません。企業や財務の分析は筆者個人の見解に基づくものであり、筆者が所属する組織・団体の公式見解ではありません。
株主優待品は変更になる可能性があります。
まとめ
インフレが進む昨今「家計の出費を減らしたい」という方は多いのではないでしょうか。
株主優待で通信費を節約できる可能性はありますが、株価が下がってしまうと保有する資産が減ってしまう恐れがあります。
「株主優待目当て」ではなく、利益を出すことを目的とした投資を心がけましょう。