株主優待のすすめ

「三井松島ホールディングス」と「リソルホールディングス」の株主優待は高額買取!?ホテル割引の使い方について解説

#銘柄選び #日本株 #株主優待

2024年3月14日

「いまから」編集部

今回は株主優待の中でも特に人気の高い「三井松島ホールディングス」と「リソルホールディングス」について紹介していこうと思います。

両銘柄とも全国のリゾート施設などで使用できますので、株主優待を利用した旅行なども計画してみてはいかがでしょうか？

三井松島ホールディングスの株主優待

三井松島ホールディングス株式会社は、元々は石炭事業を核としていましたが、2001年に国内の石炭生産事業を終了し、2010年代からは非石炭事業を中心とした事業を展開する企業です。現在は、再生可能エネルギーや生活関連（飲食用資材、衣料品、電子部品、事務機器など）の多岐にわたるビジネスを展開しています。

会社の強みは、幅広いニーズに対応する技術力、顧客との強固な関係、価格競争力、そして国内唯一の水晶デバイスの製造工程のインラインシステムの製造・構築能力が挙げられます。

経営の基本理念は「人と社会の役に立つ」とされ、100年以上の長い歴史を持ちながらも、変革し続ける柔軟な社風を持っている会社です。

株主優待の内容は変更される可能性もありますが、2024年1月現在、権利確定月は3月の年1回行われます。100株以上保有している株主に対して、全国の施設利用割引券が贈呈されます。更にグループ会社の「花菱」の18店舗で利用できる「商品ご優待券」の他、ペットフードも特典として付いてきます。

例えば100株を保有している場合、年間6000円相当の割引券（1枚3000円が２枚）とスーツ購入などに使用できる10000円の優待券、そして2500円相当のペットフードが送られてきます。

保有区分によって内容が変わってきますので、詳しくは以下のイラストをご覧ください。

三井松島ホールディングスの株主優待は高額買取してくれる？

金券ショップやチケットセンターでは、三井松島ホールディングスの株主優待券は人気で買取などしてくれるケースがあるようです。特に花菱で使用できる優待券が人気のようで、今日現在の買取価格は1200円程度になっています。ただし、株主優待は転売が禁止されている場合もありますので、各自の責任の元、行なってください。

三井松島ホールディングス(1518)

2024年1月現在の株価は約2800円になっています。前期の同時期は3000円台で推移していましたが、2月末の3900円をピークに下げてきている状況です。

今期の売上高目標は700億円と前期の実績より約100億円を下回る計画がなされています。直近の第2四半期累計(4-9月)の発表では、前期よりも39.0％高い173億円の経常利益となっていました。しかしながら好調な上期とは異なり、下期は大きく経常利益が落ち込む予想を立てられています。

配当は3月と9月の年2回実施され、前期の年間配当は320円となっていました。そして今期の年間配当は80円が見込まれており、大幅な減配の予定です。

例えば、100株購入すると投資金額は約28万円が必要になります。配当金は年間8000円の見込みになり、配当利回りは約2.9％となります。100株保有で贈呈される各種の優待を含めた総利回りでは約9.5%となります。

リソルホールディングスの株主優待

リソルホールディングス株式会社は、ゴルフ場、ホテル、保養所、社宅運営、福利厚生、太陽光発電などを手掛ける会社です。「施設運営」と「再生ビジネス」の二つの事業領域を柱に持ち、更にホテル運営事業、ゴルフ運営事業、リソルの森事業、福利厚生事業、再生エネルギー事業、投資再生事業を展開しています。

低コストで洗練されたトータルデザインと耐久性のある施設管理を特徴とし、「人にやさしい」「社会にやさしい」「地球にやさしい」の3つの価値を実現することに取り組む企業です。

また強みとしては、ホテルとゴルフの運営事業の収益が安定的に成長事業を支えており、事業間シナジーを活かした多角的な事業展開、施設のバリューアップと再発見・再定義に強みを持つことです。さらに、企画・開発から運営、コンサルティング、M&Aまでを担い、幅広い顧客対象と事業内容を持っている三井不動産系の会社です。

株主優待の内容は変更される可能性もありますが、2024年1月現在、権利確定月は3月の年1回となっています。

100株以上保有している株主に対し、リソルグループが運営する施設（ホテル・ゴルフ場・貸別荘・リゾート施設）で使用できるRESOLファミリー商品券が贈呈されます。

例えば100株を保有した場合は、20000円相当(1枚2000円分)となり、300株以上の場合では、30000円相当の商品券が送られてきます。500株以上保有でも額面が変わってきますので、詳しくは以下のイラストをご参考ください。