「株主優待で飲食店の食事券がもらえたら嬉しい」「投資をしながら優待でお得に外食を楽しみたい」とお考えの方は多いでしょう。
クリエイト・レストランツ・ホールディングス株式会社は、磯丸水産やしゃぶ菜などグループ店舗で使える優待食事券を、コメダホールディングス株式会社は、コメダ珈琲店などで利用できる電子マネーを株主優待として贈呈しています。
コロワイド株式会社では、かっぱ寿司やステーキ宮などグループ各店で使えるポイントを株主優待として進呈しています。
今回は株主優待で飲食店の食事券がもらえるおすすめ銘柄3選を紹介していきます。
クリエイト・レストランツ・ホールディングス
コメダホールディングス
コロワイド

1.クリエイト・レストランツ・ホールディングス
株式会社クリエイト・レストランツ・ホールディングスは、磯丸水産、しゃぶ菜、ごまそば遊鶴など多様な業態の飲食店を全国に展開する外食チェーン企業です。
和食、洋食、中華、カフェなど幅広いジャンルのレストランを運営しており、グループ全体で国内1,046店舗、海外70店舗を運営しています。
同社は2025年9月1日を効力発生日とする株式分割を実施し、2026年2月末日時点の株主名簿に記載または記録された株主には新しい株主優待制度が適用されます。
毎年2月末日および8月末日現在の株主名簿に記載または記録された株式100株以上を保有する株主を対象に株主優待を実施しています。

<優待利回り>(2025年12月9日現在の終値770円で計算)

※優待利回りは、配当金を含んでいません。また、株価は相場が開いている日は変動します。利回りの高さだけで判断せず、企業の業績や優待改悪リスクを含めた多角的な投資判断が必要です。
優待利回りのピークは100株・200株です。ただし、同社株式を1年以上継続して800株以上保有する株主を対象に、通常の優待に追加して下記の株主ご優待券を追加贈呈しています。
<継続保有株主優遇制度>

※1 「800株以上保有の継続保有株主」とは、株主名簿確定基準日(2月末日及び8月末日)の株主名簿に、800株以上の保有を同一株主番号で連続して3回以上記録または記載されている株主としています。また、継続保有の対象期間において保有株式数に変動があった場合、直近3回の基準日のうち一番少ない保有株式数のことを指します。
※グループ店舗(磯丸水産、しゃぶ菜、デザート王国など)で利用可能
出典:株式会社クリエイト・レストランツ・ホールディングス「株主優待制度のご案内」
優待食事券は、磯丸水産での海鮮料理、しゃぶ菜でのしゃぶしゃぶ食べ放題、デザート王国でのスイーツなど、さまざまな飲食店で利用できます。
5年間の株価の推移も見ていきましょう。

2.コメダホールディングス
株式会社コメダホールディングスは、「コメダ珈琲店」を中心とした喫茶店チェーンを展開する企業です。
名古屋発祥のコメダ珈琲店は、シロノワールや小倉トーストなどの人気メニューで知られ、全国に1,055店舗を展開しています。(2025年2月末時点)
SNSで和甘味の「おかげ庵」も、七輪を使い自分でお団子・お餅が焼ける体験要素が注目を集めています。
同社は、毎年2月末日および8月末日現在の株主名簿に記載または記録された株式100株以上を保有する株主を対象に、株主優待を実施しています。

<優待利回り>(2025年12月9日現在の終値3,010円で計算)

優待のKOMECAは、コメダ珈琲店でのコーヒーやモーニング、シロノワールなどのデザートメニューの購入に利用できます。
朝のモーニングタイムや午後のカフェタイムを楽しめる優待です。

3.コロワイド
株式会社コロワイドは、かっぱ寿司、大戸屋、ステーキ宮など多様なジャンルの飲食店を全国に展開する外食チェーンです。
2025年6月30日現在で、国内は2193店舗、海外合計409店舗を展開しています。
毎年3月31日および9月30日現在の株主名簿に記載または記録された株式500株以上を保有する株主を対象に株主優待を実施しています。


<優待利回り>(2025年12月9日現在の終値1,712円で計算)

優待ポイントは、回転寿司のかっぱ寿司、居酒屋の甘太郎、ステーキ宮など、グループの多様な飲食店で利用できます。
その日の気分や好みに合わせて、さまざまなジャンルの外食を楽しめる優待と言えるでしょう。年間で最大20,000円相当のポイントが受け取れます。

株主優待で食事が無料に!体験談
飲食店の株主優待は人気があり、筆者の周りでも実際に活用している投資家は多いです。ここでは投資家の体験談をお伝えしていきます。
クリエイト・レストランツ・ホールディングス保有者の声
筆者の親は、クリエイト・レストランツ・ホールディングスの株主優待を長年活用しています。
「『クリレス(クリエイト・レストランツ・ホールディングスの略称)』は優待利回りが高い点が魅力ですね。お得感があります。特にグループ店舗の『ごまそば遊鶴』はミニ天丼とミニそばのセットが安くて美味しいので、優待券を使って定期的に利用しています。」
コメダホールディングス保有者の声
筆者の知人は、コメダホールディングスの熱心なファンであり株主でもあります。
「もともとコメダ珈琲店が大好きで、年間100日はモーニングを食べに行っています。コーヒーチケット(購入店舗のみで使える前売り回数券)もお得ですが、株主優待でもらえるKOMECAも嬉しいです。」
さらに知人は、優待の魅力だけでなく、企業への応援という側面も大切にしていると語ります。
「株主になることで、好きな企業を応援できるのが嬉しいですね。優待でお得に楽しみながら、企業の成長を見守る。投資の魅力の1つですよね。」
株主優待は単なる金銭的なメリットだけでなく、好きな企業やブランドとのつながりを感じられる投資手法として、個人投資家に支持されているのです。

※上記は「優待銘柄」の紹介であり、購入を推奨するものではありません。企業や財務の分析は筆者個人の見解に基づくものであり、筆者が所属する組織・団体の公式見解ではありません。
優待利回りは、配当金を含んでいません。また、株価は相場が開いている日は変動します。利回りの高さだけで判断せず、企業の業績や優待改悪リスクを含めた多角的な投資判断が必要です。
株主優待品は変更になる可能性があります。
まとめ
株主優待で飲食店の食事券がもらえるおすすめ銘柄3選を紹介しました。
株式投資は、優待だけを目的にするのは避け企業の業績や財務・チャートなどをよく調べた上で取引を検討しましょう。
